プリウスと風景

私にとっての「銀河鉄道」プリウスで旅へ、そして自由な思考表明をと考えています

教員の退職金と年金

2013年01月26日 |  エッセイ
学年末直前にお金欲しさで教員を辞めることについて、

同情する立場もある。

だけど、兵庫県の2700万円をはじめ、もともと多額すぎる。

同じ100万円減額されるのでも、退職金1000万円の人と2000万円を超える額をもらえる人とで事情は違うは

ず。

知っているのでしょうか。

公務員は民間に比べて年金でも恵まれていること。

これは知られています。

しかし一般行政職の公務員より教員の年金がはるかに恵まれていることを知っているのでしょうか。

刻苦勉励、勤務精励の日々、そしてやっと県庁本庁の部長になったAさんより、やる気のない教員生

活を送り続けたデモシカ小学校平教諭Bさんのほうが多く年金をもらいます。


理由1 出世しなくてもほぼ自動的に昇級します。一部修正はありましたが。

  2 行政系では年金計算の基礎にならない○○手当も計算の基礎になります。警官など公安職も同じ

   ですが。

その結果先頃まで、(今70歳以上か)、元教員で毎月の支給額が30万円を超える人が多くいました。

夫婦で教員というパターンが多く、ということは死ぬまで60万円をもらい続けます。

外国で殺害される危険もなく80,90歳で60万円もらえるなんてうらやましいですね。

夫婦教員はほとんど別荘を持っています(近所には言わないでしょうが)。

だっておかしくないでしょう。

50歳くらいなら平教諭でも二人の年収合計は1600万になりますから。

最近の校長は若く50代始めあたりからなる人が多く、1000万円を超える期間が長くなります。

夫婦で校長も珍しくなく、また難易度も高くはありません。となると2000万円を超える期間が長くなりま

す。


今、年金額は減ったと言え、教員の平均年金月額は25万円前後です。共働きだった人は死ぬまで50万円

もらえます。

せっせと海外旅行に出かけるのが長い老後の仕事です。


 それから誤解が多いことですが

「残業代が出ない」とは真っ赤な嘘。残業代見合いの教職調整額が数%出ています。

この手当は年金そして退職金計算の基礎になります。

モンスターペアレントが大変、書類作りが大変、生徒指導が大変と投書によく出ますが、そうでない人も

そうである人も両方います。

朝早いから、給食指導で昼休みと言えないからと、午後4時台に堂々帰宅するセンセも少なからずいます。

そこら辺の所をよく考えてもらいたいものです。




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