ファイターズ優勝

３年連続で日本シリーズ出場直前に来て頭を殴られる形になってしまった。

ふらふらとした頭で、ファイターズ優勝の要因を必死に探してみれば、若手の急成長が最大の要因というしかない。

まだ北海道に雪が舞っていた４月の初め、この試合を見ていた限りでは、ファイターズ先発の八木はＧ・Ｇ佐藤など、一軍のスタメンレベルではないバッターに一発を浴び、また打線は先発松坂に手も足も出ずに完敗し、正直今年のファイターズも厳しいなぁと思ったものだ。

６月、交流戦の締めの試合としてこの試合を見たときも、打線は森本、田中賢の１、２番が機能し始め、セギノールも一時の不調から調子を取り戻しつつあるなと思っていたが、交流戦途中に中継ぎ陣が崩壊していたこともあり、正直マリーンズと３位争いがいいところだろうと思っていた。

ところが夏が過ぎて秋を迎え、いつのまにか森本、田中賢、そしてダルビッシュ、八木と若手４人がいつの間にかライオンズ、ホークスの歴戦の選手達と対等に渡り合い、そして打ち勝つようになり、シーズンを１位通過、そして昨日、プレーオフを１－０で勝ち、ついに２５年ぶりのリーグ優勝を果たしてしまったのである。

確かに今年のファイターズは強かった。
ただ負け犬、いや負け鷹の遠吠えとして言わせてもらうならば、交流戦で当たるセリーグ各球団を含む他球団から強豪として認識され、エース級を当てられてきたライオンズ、ホークスと比べ、ファイターズの他球団からのマークは緩かったのは事実だろう。

２５年ぶりの優勝は確かに素晴らしい。
しかし重要なのは来年。
ファイターズがホークスのように強豪として認識されるか、それとも何十年に一度のあだ花で終わってしまうか、これからが大事だ。

って書いてみたけど、やっぱ悔しいね・・・

日本ハム、２５年ぶりパ制覇　ソフトＢにサヨナラ勝ち(共同通信) - goo ニュース