横田予防医学研究所

現代医学で原因未解明とされている慢性諸病は
今だ本当に解明されていないのか?
その答えを述べたいと思っています。

なぜマクロビオティックは世界に広まったのか?⑥

2007-09-23 17:10:15 | Weblog
 マクロビオティックの食事は様々な長所・利点があると私は考えます。

 さて、マクロビオティックの食事で引き起こされる様々なことの中で、最も抜群な長所・利点は何か? を考えました時、私は、これこそ慢性諸病の根本原因であると私どもが結論しております酸性腐敗便の産出を防止・治癒する効果を持つことであると結論しています。

 ご承知の通り、マクロビオティックの食事に於いては、原則的には獣肉と砂糖の摂取を禁じています(なお、現在のマクロビオティックでは、この規定を緩めて、これらの食品の摂取頻度を少なくするようにという指導が行われています)。

 獣肉は、脂肪も含まれてはおりますが、動物性タンパク質を豊富に含んでいる食品です。
 そして、タンパク質は、生命の骨格となる部分を構成するものであって、現代栄養学では、三大栄養素さらには五大栄養素の中でも最も重要な物質と見なされているものです。

 ところで、酸性腐敗便の糞便中に産生される最も有害な物質は“アミン類”と呼ばれるものです。そして、このアミン類の原料物質がタンパク質であるのです。
 もちろん、タンパク質には動物性のものも植物性のものもあります。どちらも同じタンパク質ではありますが、それぞれの特徴有る細胞構造やそれぞれの食品のタンパク質の含有比率などの点から、動物性タンパク質の方が圧倒的に酸性腐敗便の産出原因物質となりやすいのです(時と場合によっては、植物性のタンパク質も酸性腐敗便の原料物質となりえます)。

 このように見ました時、タンパク質は生命の元であると共に、生命を奪う元凶でもあるということになります。
正にタンパク質は、“諸刃の剣を持つ物質”であると私は結論しています。


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