土と遊ぶ!<陶芸教室奮闘記>

 60歳過ぎの<男の自由時間>を焼き物づくりで楽しんでいます・・・・・

ロクロ目バッチリ。

2007年11月30日 | Weblog

京赤土600gでの<向付>作りです。一つはロクロ目を装飾として表現したもの、もう一つは口縁を装飾成形した向付です。
そもそも向付とは、懐石料理のときに、折敷の手前に飯碗と汁碗、その向こう側に主菜を入れて付けられることから、その名が付いたと云われています。そして、飯碗、汁碗と同じく、手にとって箸をつけて食べる器ですから、重からず、軽からず、持ちやすいのが基本と云われているそうです。
でも、作陶品は、見るからに重量物らしく、さらに口縁周りからして持ちやすいとはけして云える代物ではないかも知れません。

 


でも、我が家の食卓には懐石料理と云われるものが出ることはありませんので、向付などと云うものではなく、お新香鉢として利用したいと思っています。
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revenge・・・

2007年11月27日 | Weblog
いやな性格です。自分の成形技術を過信、腕の悪いのを棚に上げ、失敗を他人のせいにする性格かもしれません。
写真の花器は以前に作陶し、自分の未熟さを反省しないで、土や温度がどうのこうのと屁理屈を付け失敗した<氷片花器>のリベンジ品です。実はこの花器にはある思い入れがあり、是非とも納得のいく作品を完成させたかった曰く付きの再チャレンジでした。




(妻が桔梗の花を生けました)


今回はそこそこの思惑通りに創作できた!?>。相変らずの自信過剰で、自分だけの納得ですが・・・。
針線入れでのひび割れ防止を最大限心掛け成形し、そのため氷欠模様のダイナミックさは前回の失敗作品に比べて少し落ちますが、失敗作とならないための我慢のしどころ・・・。
土の装飾としては前回同様に白化粧土を施してあります。そして釉薬装飾は前回は瀬戸黒釉でしたが、今回は黄瀬戸釉、そして溶融流れを期待して口縁廻りにタップリの刷毛塗りです。


(前回の失敗作品です)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

<氷欠花器2> ●土/志野土(白化粧土装飾)●サイズ/径100㎜*高130㎜ ●技法/電動ロクロ●釉薬/外面は黄瀬戸釉のハケ塗り。内面は透明釉の流し掛け。●焼成/酸化

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ダイナミック!?・・・

2007年11月23日 | Weblog

京赤土使用の花器です。側面4ヶ所に木ぐしを使い<くし目模様>を入れたものです。また、口縁には陶芸教室にあった<金たわし>での引っ掻き線が入っています。さらに成形のロクロ挽き中に腕がぶつかり一箇所が凹んでしまったので、やぶれかぶれであえて4ヶ所をムリヤリに凹ませた実に大雑把な花器の完成です。
大雑把と云えば釉薬がけも実に大雑把で、胴体のくし線4ヶ所夫々に<紺ナマコ><瀬戸黒><黄瀬戸><白萩>の釉薬を霧吹き掛け、そして全体に透明釉薬の流し掛けをしてあります。こんな大雑把な成形と釉薬掛けでしたので完成品もご覧の通りの大雑把品、あえて良く云えば<ダイナミック品>かも知れません。
さて、ご覧の皆さんの評価は。なに!?・評価のしようが無い!?。ご尤もです。失礼しました・・・・。

 


<4色花器> ●土/京赤土●サイズ/径120㎜*高120㎜ ●技法/電動ロクロ●釉薬/紺ナマコ、瀬戸黒、黄瀬戸、白萩釉の霧吹き掛けと全体に透明釉の流し掛け●焼成/酸化

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まずまずでしょう・・・

2007年11月19日 | Weblog

京赤土2.5kgを使った貝型大鉢です。以前にも成形し、釉薬掛けで失敗したので再度チャレンジ創作したものです。今回はまずまずの出来だと思っています。
全体に伊羅保釉と透明釉の霧吹き、貝の付け根は白萩釉のこれも霧吹きです。さらに付け根にはアクセントとして銀色金具を取り付けました。この金具は窯出し後に東急ハンズのホビーコーナーで購入し接着剤で取り付けたものです。
先日の花器と同様、金属と陶器の異質素材の融合装飾です。

 

 

<貝型大鉢> ●土/京赤土●サイズ/径220~250㎜*高90㎜ ●技法/電動ロクロ●釉薬/伊羅保釉と透明釉の霧吹き。さらに根元に白萩釉の霧吹きと銀金具の接着剤による貼り付け●焼成/酸化

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今日は我が家の花器使用例をご紹介します。

2007年11月15日 | Weblog
陶芸教室通いは1年8ヶ月が経過しました。この間の作陶で一番多いのは今までご紹介してきた通り<花器>でしょう。何故か花器が一番好きです。
一番少ないのは日常食器です。自慢ではないですが今までに湯のみは一度も作陶していません。湯のみ成形は陶芸の入門であり、本来であれば一番作陶しなければならない勉強教材かも知れませんが・・。
写真は我が家の玄関にある花器とボケ(寒木瓜)の花です。この花器は今までの花入れ創作の中で一番ユニークな作品です。シャツとブレザーをイメージし、そのボタン?は、ホームセンターで購入した真鍮品です。本焼き後に接着剤で付けました。陶器と金属の異質な融合も中々かなぁ~と思っている自画自賛作品?です。
ピンクのボケの花は女房がそこそこに生けてくれました。

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