それも日々

趣味と日々の記録

【鉄血】あれは何だったのか

2017-06-27 10:17:19 | 



二期の放送が終わって、3か月も経っているのに、何をいまさら記事にしようというのかと。

うっかり、ラジオを聞いてしまったので。

http://www.onsen.ag/program/tetsuradi/


放送してる時には、作品以外の情報をあまり積極的にとりに行かないので、
ラジオも聞いてませんでした。

全話見直したし、監督のインタビュー記事も読んだし、公式本も読んだし、
そろそろアーカイブが残ってたら聞いても平気かなーって検索したら、
まさかの新規音源(笑)
びっくりだよ、80回だって!

しかも、ガエリオ役の松風さんが河西さんとお話されていたので、
ガエリオの話が沢山聞けました。


疑似阿頼耶識とガエリオの足の関係について、松風さんなりの落としどころが聞けて、良かった。


アニメも、テレビ放送の録画ですが、何度も見直してます。

ヤマギがシノを意識し始めるのって、こんなに早かったのか、とか
ダンテ、ほんとに仕事してた、とか、
ユージンが、不安を乗り越えていく様子とか。

ユージンとシノ、昭弘・チャド・ダンテ、オルガと三日月っていう感じで、
同じ鉄華団の一員になったけど、
出自の違いというか、付き合いの長さの違いみたいなので、端々に色々あったんだなーとか。ほんとに今更ですみません。



ガンダム作品を全話見たのが初めてで、最初はMSにも目が慣れなくて、どれが誰の機体かもよくわかってなかった。
繰り返し見てるうちに、
フレームをベースに、パーツを変えて、姿が変わっていく様子も理解できた。

できれば、Blu-rayボックス買ったほうがいいんだろうなーとは思うんだけど、
続きが見たいわけじゃない。
公式が補完している情報もあったほうが、より楽しめるかなと。










それにしても。
※ここから、あんまり楽しくない話。




なんで、二期放送終了直後に、あんなに色々しゃべっちゃったんでしょうね。
検索しなくても、今はSNSで広まっちゃうんだよーん。

リップサービスの域を超えているというか、
本編の世界観に関わるような話は、本筋でやっといてくれないと、解釈かわっちゃうじゃない?

そうでなくても、消化不良の部分がある。

何故マクギリスは、今まで散々考えてきたはずなのに、第二、第三の計画を立ててなかったのか。
ラスタルに押し負けて、セブンスターズが味方にならない場合を考えてないなんて、キャラ設定狂っちゃうじゃない?


それから、タービンズが責めを負わされたダインスレイブを、ラスタルが躊躇いなくバンバン使ってるんだけど、
あれは、ギャラルホルンだから良いっていうことにはならなくないかい?
MSを止めるには、あれしかないからという理由かもしれないけど、
事前に十分に用意していたとしか思えない数を撃っていて、
その準備を秘密裡にするにも無理がないかい?

人間関係についても、色々気になるところはあるんだけど、
戦闘の辻褄が若干あってない気がして。

三日月たちが、上手く逃げおおせればいいってもんでもないし、虐殺っぽくなるのも仕方がない。
彼らの世界観の中で、MSの首を掲げることに意味があるのかな?とも思うけど、「見せしめ」っていう感覚はあるみたいだから、まぁ、それもいいよ。
なんだけど、さー。
肝心の、マクギリスと革命兵士の理論の甘さ、ラスタルの火力が強すぎるっていうのが、すごく気になった。

イオクには、きっと意味があったんだろうけど、
カルタを思うと、すごくイラっとくるんだよ。

イオクは無能で、会議には出るけど戦闘には出られず、小細工ばかり。戦闘はジュリエッタが行くけど、イオクの小細工のせいでうまくいかないっていう感じにできなかったのか。
無駄な時間を取られた気がして、
その時間を、マクギリスと石動の作戦行動とか、ギャラルホルン革命派とのつながりに使えた気がするんだよー。

いや、出来上がったものに文句を言うのは、簡単なのはわかってるんだけど。

面白い部分が沢山あるからこそ、もっと工夫できなかったのかなーって思う。

三日月は、結局何と戦ったのかなぁ。
マクギリスは、ギャラルホルンと戦うとい事が、直接的にはガエリオをと戦うことになったわけだけど。

三日月は、「オルガが言うなら、オルガが連れて行ってくれる場所を自分で切り開いていくよ」って、戦ってたから、
オルガが、何と戦うべきだったのかっていのが、正しい問いの立て方なのかな。
でも、そうしたら、オルガは戦うべきではなかったんだよと、ビスケット母さんが呟くような気もする。


監督が、企画のベースに新撰組があったなんて、うっかり言っちゃうから、余計に混乱するんだよな。
ただのベースだから、気にしなくていいんだけど、
新撰組って聞けば、すぐに誰が誰か、どのあたりの時間軸かって気になるもんだし。

オルガと三日月が、局長、土方、沖田を足して2で割ったような存在だというなら、
それはもう、不可分。
でも、なんかしっくりこない。
三日月に沖田のイメージがまるでない。どっちかっていうと、斉藤?
そしたら、アインは岡田以蔵?ビスケットは山南?
とかね。ほら、いらん予想をしてしまう。知らないほうが良かったんだろうなぁ。


オルガと三日月は、何だったのか。
オルガとマクギリス、
三日月とアイン、
アインとガエリオ
カルタとクーデリア

二項対立で考えなくてもいいのかもしれないけど、まだしばらく考えていくような気がします。
ついでに、言うと
一期の初回から気になってるのは、何故「オルガ」っていう女性名称を彼につけたのか。
キャラの名前は監督が考えたみたいで、あまり細かく考えてないみたいなんだけど、
気になって仕方がない。


はー。とりあえず、色々書いて少し落ち着いた。
何も答えは見つかってないけど。


【雪組】ちぎ太さんみゆちゃん、お疲れ様

2017-06-26 12:11:07 | ヅカ



日比谷での退団公演、先週行ってきました。


※ネタバレ全開です。ご注意ください。






退団公演なのに、日活映画?といぶかしく思っていました。
雪組なので、和物で、でも少し毛色の違ったものをということかなー。ポスターも可愛くて楽しそうだしなー。
っていうのが、見る前のこちらの状態。
実際は、ちぎみゆの芝居のテンポの良さに、ぐいぐい引っ張られて、あっという間に終演でした。


するすっと始まったと思ったら、賑やかになって、
居残りするところまで行ったら、ちぎ太さんが妙な咳をする。

えー!?また、退団するトップさん、死にネタなのかなーちょっと嫌だなぁと思いましたが、
小さなトラブルが起こっては、佐平治がぐいぐい解決していくので、
笑ってる間に、どんどん進む。
落語のネタがあちこち散りばめられているので、皆よく喋る。

最後に近くなって、そういや、妙な咳してたよ!ってなったけど、
明るく終わりました。

みゆちゃんのソロナンバーもあって、先生ありがとううううううってなった。
同時退団だと、娘役に何にもする事ないっていう状況が、有り得るからね。
ほんとに、こういう匙加減は、演出家の先生しだい。


宝塚のトップスターは、男役と娘役のコンビで初めて成立する演劇。
夢の中にしかないような、キラッキラのふわっふわの恋が成就するさまを見せてくれる。

「ルパン三世」でお披露目をして、「幕末太陽伝」で去っていく。

シニカルでおしゃれでユーモアがあって、女性に親切だけど消して甘やかさない。
捕まえどころがなくて、しゅっと目の前に立ったかと思ったら、するっと逃げてしまう。
そんな軽やかな男性を、早霧せいなが作り上げた。

お転婆で情に厚くて、感情が全部表に出てしまっているようなまっすぐな気性で、この人と決めたら一直線。
なのに、理知的で品の良さが失われない。
ぽんっと音を立てて咲く花みたいな女性を、咲妃みゆが見せてくれた。

二人が手をとって、明るい未来に歩いていく、そういうラストで本当に嬉しかった。

三味線を弾く場面は、高杉晋作役のだいもんだけでなく、女郎たちも全員自分で弾いてましたね。
さすが、雪組。


ショーは、みんな 大忙し。
ちょっと「ダンシングフォーユー」を思い出す感じで、踊りっぱなし。
場面が途切れた感じがしなかった。
今回中村B先生だけど、同じかなぁ(調べてない)
だいもんの歌がパワーアップしてたけど、これからトップさんになって、どれ程の歌を聞かせてくれるか
期待値があがる
相手役に決まってる真彩ちゃんも、歌うまかったし。


退団する子たちの役や場面が沢山あって、良かった良かった。
大がねぇ。
あんなに色々できるようになるとは。
昔話をするときりがないけど、
ちょうど、宙組で、87期88期が新人公演をする頃から見ていたので、
巡り巡って、こういう形で退団するのかと思うと、寂しくて仕方がなかった。


がおりは、雪組を見るようになってから、好きで見てきたので、こちらも寂しい。
歌もダンスも芝居もできるんだけど、ちょっと押しが弱かったんだろうと思う。

水さんがトップさんになって二作目の「君を愛してる」から劇場で見てきたので、
(一作目はエリザだったので、チケットとれなかったのだ)
皆立派になって、卒業していくんだなーって。遠い親戚目線。


この人好きーって言って見にいくジェンヌさんは、失礼ながらいつも割と脇にまわる方が多いので、
少ない出番を立ち位置やシルエットや声で把握してます。
そうやって、がおりを探すことをしなくなるのが、寂しいなぁ。
ここ数年、並行して探してみていた久城あす君をしっかり見て行こう。

ジェンヌは必ず辞めちゃうからね。


そして、娘ちゃん激推しの煌羽レオさん。
芝居では、だいもん率いる長州藩士グループの二番目で、冒頭から出番もあり沢山台詞もしゃべってた。
ショーでは、群舞のセンターや若手軍団の中心として、がんがん踊ってました。歌もうまくなった。
ガイチさん(初風緑)に似てると思う。
がんばってー!

あ、それと彩凪翔くん、ダンス上手くなってたし、歌もうまくなってた。
努力ってすばらしい。
きれいなだけだった頃が、いっそ懐かしいくらい。
あんなにきれいでも、努力でこんなに上手くなるんだなと思って、感心した。


それから、今後期待の若手発掘シリーズ。
今回の雪組では、眞ノ宮るいさん。
男役さんが、今回は長州藩士グループの最下にいました。
プログラムのスチールを見てて、この子どうかなーってキャストを確認したら、役がついててびっくりしたよ。
台詞もあるし。
ショーでも、そこそこ前のほうで踊ってたし。
家に帰って、「をとめ」を見たら100期なんですね。研4?
もう、目が早い方々には見つけてもらってる感じでしょうか。だったらいいな。
新人公演が研5までになったから、今年一年が勝負ですね。
がんばれー。


ちぎみゆ、ありがとう!
はー、ちぎ太さん、終わるんだねぇ。
ヤン(安寿ミラ)さん以来の、長崎出身トップさん。
雪組御曹司だった貴城けいさんの主演公演で、新人公演主演を果たして、雪組トップとして辞めていくんだなぁ。

おばちゃんの繰り言が長くなって、支離滅裂になってきたので、この辺にします。

またねー、チギーチュ


【555】夢 49話50話

2017-06-23 14:30:33 | 仮面ライダー555



ここまで来ました。
前評判で、辛そうとは聞いていましたが、辛さよりも面白さが勝った。
最後、どうなるのか、楽しみです。


はい、49話


草加消滅から、スタート
田崎監督


三原と里奈は、草加を買い被ったままだったのか。それもどうなの。真理には黙っておこうって言っても、すぐばれる気がする。

巧が海堂と一緒に、木場さんに草加のことを聞きに来た。

そうか。これ、全部オルフェノクの仲間内だけの抗争に人間が巻き込まれてるんだな

木場さんの説明は、花形から聞いたものだけが元ネタなのかな。
オルフェノクが人間の進化形で、体の組成がそのスピードについていけないって話はわかるけど、
オルフェノクの王が覚醒して人間だけが消えるってことと、オルフェノクの命が長らえる話って、どこでつながるんだっけ?
前回の記事を自分でちゃんと読めってことか?

とりあえず、冴子姐さんが盗み聞き。

啓太郎の店、開店百周年!?すっごい歴史があるのね。しらんかった。でも、草加行方不明のせいで、スルー。気の毒。

琢磨君は、いつもビビり。
北崎君は、世界は自分中心!って人だけど、そのゲーム、成立するといいね。

行方不明だと思っているにしても、その場にいない草加の分までミートソースパスタを作るのは、かなり常軌を逸している気がするよ。
巧がぶっちゃけたくなる気持ちもわかります。
自暴自棄になるのも、わかる。

ところで。
巧の手に砂が付きっぱなしな事については、雰囲気で受け止めたほうがいいんだろうな。
そんな砂だらけのままでいられるわけないじゃんとかって言ってはいけない。
爪が長すぎるのは、完全にわざとなんだな。

流星塾の同窓会をした野っ原は、塾の庭だったみたいだねーって、
SMARTBRAINの地下にある校舎は、移築したと理解すればいいのか?

ラッキークローバー三名登場
最後まで北崎は、お色気担当。
北崎が、普通の555と三原デルタにやられちゃったんじゃ、強さレベル設定おかしくない?と思ったら、
弱ったところを、琢磨が意趣返し。
井上御大、琢磨の中の人大好きだなぁ。

結局、王様にやられました。バッタっていうか、イナゴ?
バッタ系の敵幹部といえば、バダーさんだけど、もっと悪そう。アナザーアギトと並べたい感じ。

巧が、王は誰かを知った。
木場さんは、もうあっち側に行ってしまったので、何があっても動揺しないのね。

海堂が、王を倒すって言ってるぞ!?

唐突なバーベキューで何かと思ったら、クリーニング屋百周年だった。
(なお、ブレイドのバーベキュー回の虎太郎を思い出したことを、追記しておきます。)
海堂も、当たり前のように参加してる。

王様、お腹すいちゃったの?
倒そうとする巧、王様がいたのを知らずに止めようとする海堂。
やっぱり子どもの姿の王様を倒すことにためらいのある巧と、間に入る。木場さんカイザ。
啓太郎の心がパンクするから、やめたげて。

巧の手が砂に!で、最終回予告ですよ。

はい、50話

疲れてよろよろ歩いてた巧は、気絶。木場さんだなーって認識したのかな。
実験台として、回収されてしまいました。

消えた鈴木照男を探し続ける海堂。
ビル建設予定地の地下で、鈴木照男と木場さんに遭遇。王様との関係など、色々把握。

ん?巧を助けなきゃってのはわかるけど、この場合具体的に役に立つのは、三原だけでしょ?
何で啓太郎と真理が行くの。しかも、時間ないのに、なんで白衣とナース服着てんの

あ、三原と里奈は鈴木照男の方に来てたのか。ちゃんと意味があった。良かった~~~

病院から巧を連れ出した三人の前には、木場さん。

ここからは、木場さんVS巧
もう、あと一歩で、命を懸けた戦いをせずには済ませられないというギリギリのところで、
それでも、言葉を重ねて、なんとかならないのかと、戦いは避けられないのかと、互いの命を気遣っているような気がして、
力強いけど、辛い場面だ。

ベルトの力で、定石通りに戦って、埒が明かないとなったら、オルフェノクになる。
自分そのものになって、全部を相手にぶつける戦い。
そして、赤い555になって、甲冑装備のホースオルフェノクと一撃のぶつけあい。
え?最後までやらないの?巧、木場さんを殺してあげないの?
そうなんだ。人間だから。ああ、木場さんの叫びが辛い。

地下では、王様覚醒。555が来たけど、王様強い。
イナゴっていうよりもハエですね。

冴子姐さんは、取り込まれちゃったようです。琢磨くんは、怖いから逃げる。
三原もふっとばされたしなーって思ってたら、立ち上がった木場さん登場。

不本意に生き残ってしまった、守られてしまった命を使いに来てくれたようです。

忘れてたオートバジンさん登場。おう。そうだった。完全に忘れてた。
わー、しかも一瞬で粉砕。

そして、巧、木場、三原の三人で、変身。地下で暗くて、スーツの光がきれい~
(撮影は、相当大変だったようです)

王様を羽交い絞めにしたホールオルフェノクからは、青い火が。
木場さんの意図を理解して、巧は最後の攻撃をきめた。

状況はっきりさせないまま、日常へ。
三原と里奈は養護施設で働いてるし、海堂も無傷で元気そう。
刑事さんは定年退職し、若い刑事さんと娘と食事。

残りの時間を人間として生きることにした琢磨
現場監督、特別出演お疲れ様です。

おいっ!王様、培養液に漬かっとるやん!冴子姐さんも生きとるやん!
木場さんの立場は!?

巧も、もちろん生きてるけど、寿命問題は解決しなかったよう。

50話一年かけて、巧の夢が見つかって、めでたしめでたしというところでしょうか。
個人的には、海堂の気分が近いかな。
結局何だったんだろうなーって、疑問は疑問のままそこにあって、
目の前の危険が、当面回避されただけ。
割と色々投げッぱなし。


途中まですっごい盛り上がって見て来て、
警察が割り込んできたあたりから少しトーンダウンしちゃったんですが、
それでも、面白かったです。

あの555を全話見たんだなという、妙な感慨深さもあったりした。

来週から、何かしら。
あー、面白かったー!




【映画】TAPダンサーの膝と足首はどうなってるのだ

2017-06-18 21:53:01 | 映画


6月17日公開の、「TAP The Lastshow」見てきました。

公式サイトは、こちら→ http://www.tap-movie.jp/


Twitterでつぶやいた方がいいのかもしれないけど、
私に宣伝能力があるわけでなし、長文書くならこっちなので、こっちに書きます。


酒を浴びるように飲む、やさぐれ水谷豊が、
白髪+髭+縦ストライプスーツで、トニースターク(アイアンマン)のよう。セクシー。

岸部一徳との友情、その間に入って企画を前にすすめる、六平直正
舞台美術と照明で協力する、六角精児と小野了
靴屋の主人、片桐竜次
そして、ホストクラブオーナーとして、びしっとスーツを着こなす山中崇史。

お馴染みの「相棒」キャストが、まったく違う役で
杉下右京を微塵も感じさせない水谷豊と並んでる。
ずっと「相棒」を見てきたお客さんへのサービスという一面もあるかなと。

山中さん(芹沢)が、映画に花を添えてましたよ。スタイルの良さがいかんなく発揮されてました。
台詞はなくても、ちょいちょい映ってるし、最後までいるしで、お好きな方にはお勧めです。

ヒロインの北乃きいちゃん、健気でしたね。
でも、「黙ってする苦労は相手に伝わらないから、言うべきことは言わないとね」の典型みたいな子でした。
幸せになってくれそうで、ほっとしたよ。まったくもう。



映画そのものは、すっっっごく面白かった!

予想外と言ったら失礼だけど、
正直なところ、俳優の監督作品で、ドラマ部分がちゃんと面白い作品って少ない印象。

この作品は、若干説明不足かな?っていうくらいに、
人間関係とか気持ちの変化についてを言葉で説明しない。
少ない台詞と動きと細かいカットで、見る側が想像して補完すればいいようになってる。

その分、主人公渡(水谷豊)と若いダンサーとの戦いや
ダンサー同士の葛藤を、動きで見せてくれたなという印象でした。

辛い、苦しい、悔しい、嬉しい、楽しい。そういう事も、全部タップの動きであらわす。

ダンサーたちは、厳しいオーディションを勝ち抜いたメンバーということでしたが、
「アニー」の出演経験者や、映画で振付を担当してる方の弟子筋の方などで、
演技経験のなさは、気になりませんでした。
それよりも、タップに説得力があったから、それでいけちゃった感じです。

メインのダンサーは、男性三人、女性二人。
男性三人の間、女性二人の間、それぞれに持ってるもの、持ってないものがあって、
ぶつかりながら、一緒に乗り越えていく。

そして、最後のショーの幕があがる

という流れ。


最後のショーは、瞬きをする暇がマジでなかったらしく、
客電がついたら、目が乾いてしぱしぱしてた(笑)

ショーが進行する間にもドラマがあって、そこでもキャラクターが深まる。

エンディングでは、オープニングに呼応するようにダンスが用意されているので、
最後まで見て。
タップとクラシックの素晴らしい出会いがありました。

それにしても、本当にものすごい運動量。
映画の途中で、稽古の後に足首を氷水で冷やしてたけど、そりゃそうだよなぁって感じでした。
スポーツ選手も、やるでしょ?アイシングってーの?そんな感じ。
冷やさないと、歩けないよね。多分。

お洒落なんだけど、徹頭徹尾熱くてクール。
ダンスってのは、こういう厳しい努力と切磋琢磨があって初めて成立するんだっていう気概に満ちてた。


ダンスを志す人、音楽、スポーツ、学問でもなんでもいいけど、
何かを一つ成し遂げたいと思ってる人には、面白い映画だと思う。

そのほか、豪華キャストを豪華に使う水谷豊。
島田歌穂が出てるのに、歌わないで踊る。
前田美波里が出てるのに、大人しくしてる(昔はすごかったオーラは、ふりまいてた)




水谷豊と岸部一徳が出会ったということが、見る側にとってラッキーだったんだなと思いました。




【555】友として、敵として 47話48話

2017-06-16 14:54:50 | 仮面ライダー555




前回はどこで終わってるんだっけなと思ったら、木場さんが社長になったとこでした。

47話、長石監督~


デルタ村上社長とカイザ草加のCG重火器戦。
これだけだとちょっとなと思ったら、
社長オルフェノクVS555、カイザ、デルタのアクションもやってくれた。

三人がかりでも倒せない社長。しぶといなと思ったら、王様にその身を捧げてしまった。

久しぶりにクリーニングの配達が成功しているぞ。
木場さんたちの家があるマンション。
家の中の映像に、木場さん、結花、海堂の3人で撮った写真があったのが、ちょっと可愛い。誰もいないんだけどね。

元社長・花形の説明で、北崎、冴子、琢磨と、木場さんが一時的に手を組むことになった。
ところで、木場さんがスーツ着慣れてなくて、すっごい若いんだなぁと。

鈴木君は、怖い目にあって、やっと啓太郎たちに素直に接するようになった。
まぁ、啓太郎と海堂も小学生みたいなもんだしな
かくれんぼで、トイレに隠れて、海堂が真理に追い出されたwwww
それにしても、王様は隙あらばオルフェノクを食べたいのね。海堂、命拾い。

木場さんが、大事なことを質問してるのに、花形が答えない。
まぁ、だいたいそうなんだけど、大事なことほど話してくれないよねぇ。悪い大人。

花形は、ベルト職人なのかい?
廉価版みたいなのが、6本あるそうですよ。

きれい好きの草加が、自分のバイクを熱心に洗っているところに、
巧が「木場の状況を知らないか?」って。
草加はさー。知ってても教えないとは思わないのかー。
そして、草加に謎の頭痛。

レディが登場して、巧、草加、三原が本社に集合。
レディの存在については、全員が気にしない方向で一致してるのが、面白い。


怪我をした若い刑事が、添野さんに励まされながらおでんの屋台。
「小さな幸せ」を守る所轄刑事の仕事も、大事だよ。ほんとに。

木場さんが、偉そうに足を組む。なんだろう、このあふれ出るモンチッチ感。

花形は、たらしこむのが上手いの?それとも、催眠術でも使えるの?
木場さんも三原も、ころっと転がされてる気がするんだけど。

木場さんは、海堂も連れてこさせて、廉価版ベルトを渡す。
口調も、以前の木場さんのままで、海堂の勘違いもあえて訂正せず。

クローバー3人が、王を倒すためにきたんだけど、巧がいるので、まずは555と。
木場さんも登場して、海堂率いるB.Bみたいな黒スーツ隊が廉価版ベルトで変身。
海堂、楽しそうだなぁ。っつーか、唐橋さん、細っっっ!

はい、48話

前回の戦闘シーンから。
トルーパーの一人が真理と鈴木照男の確保に走る。当然のように、海堂が木場さんに止めるように言う。とめないけど。

草加と三原がきたー。

OP開けたら、頭痛に苦しんで倒れる草加。おや?過去回想?
巧が木場さんと話ししてるのが、アバンの戦闘の後のようだから、草加も、戦闘の後に倒れたのか。

三原が、「優しい父さん」を繰り出すたびに、「実験の材料にしてた」ところとの違和感が。
流星塾を作った理由を説明してくれてるんだけど
「オルフェノクの王を探すため」
うーん?
そのために、何で沢山子どもを集めて、オルフェノクの記号を埋め込む手術するの?餌ってことだよね?
いい話風に喋ってるけど、無茶苦茶やん。

そして草加は、埋め込まれたオルフェノクの力が薄れて来てるから、変身するのも止めたほうがいいそうな。
えーー。。。。

木場さんのオフィスでは、怒る海堂。そりゃそうだよね。
でもさ、今更「心の底では、木場を尊敬してた」って言われてもなぁ。
憎まれ口をわかっていても、繰り返されたら、実際そう思ってるんだなって感じるからね。
天邪鬼さんは、気を付けて。

海堂が、鈴木照男のいた養護施設に来た。三原に会いにきたのね。
頼み事があると、土下座。
心に決したことがあるんだね。がんばれ、海堂。

それにしても、花形の中の人、でかい。
木場さんが、ちっちゃーく見える。
オルフェノクは、死に至る病。ほおっておけばいずれ滅びる。
人間を愛する木場さんをトップに据えることで、人間のために、オルフェノクが自滅する方向を選んでほしいという。ことでしょうか?

ベルトといい、社長といい、花形は適材適所に人を使うようだけど、本人の意思はまるで無視なのね。なんで、一人だけ神の視点なんだよっ!

草加が、得意技立ち聞きを発動。
花形は、オルフェノクはいずれ滅びるとは言ったけど、「王を倒せば自動的に」なんて、言ってない気がするんだけど。察しろということか。
そして、木場さんの「人間に対する絶望」は、取返しのつかないとこまで、進んでいる。

海堂は、廉価版ベルトの回収に協力してほしいって、三原に頼んだのか!

そして、花形の前に立ちはだかる草加。
真理に会わせたくないっ!ってのは、わかるようん。
えーーー!花形さん、時間切れ!??ここで?うっそーん

草加が、砂を握りしめて、戦うことを再度心に誓ってしまった。あーーー。

啓太郎と鈴木照男が遊んでる場所って、ガリマ様&紫金の場所かな?

海堂と三原が戦ってると、トルーパー集まってきちゃった。
それにしても、三原はなかなか喧嘩が強くならんのう。

うわー、木場さんが本格的に悪い顔になってきた。真理を誘拐して、草加呼び出し。
クローバー3人も待ってました。
変身まで、少しずつためることで、草加の迷いが見える演出。ナイスです。

三原たちのところに、巧到着。
何とかしてくれました。さすが主役。でも、すぐに真理に呼ばれる。忙しいぞ、巧。

あー。草加は、こうなるのか。
これ、えーっと、「平成VS昭和」映画の時だっけ?
久々の巧復活で、草加も出てきた映画。(曖昧な記憶で申し訳ない)

あの時、草加の最期を見て、「うわっっ灰になる感じが、無駄にリアルっっ」ってなったんだけど、今回のリプライなのね。多分。
草加。
めちゃくちゃ嫌なやつだし、愛情の方向性も間違ってるけど、
いつも真理のためを思って、いつも真理の無事を願ってたことだけは、間違いない。
でも、真理に見つけてもらえないのか。
井上敏樹御大は、本当にすごいなぁ。

どうやら、50話まであるみたいですな。
では、また来週。