かめたま

クサガメ日記、ベタ記録。たまに絵。

年賀。

2011年01月01日 | 生物絵図
 はっぴーにゅーうさぎいやー。
今年も宜しくお願いします。

 兎年です。
ウサギは幼児の頃にガップリと咬まれた思い出がありますが、大変可愛い生物だと思っています。
もっとも干支動物は全部可愛いけど~♪(←酒飲んでないのに酔ってんか自分)

 そんな干支で年賀状。

ウサギですよ(強調)。
絵を描いたり塗ったりしている時は、手は動いていても頭の中はヒマなので、色々と妄想してしまいます。
~以下妄想~


 舞台は割と古めの安アパート『平凡荘』(全6部屋+秘密の地下室)。その202号室に住む『田中さん』は、至ってシンプルな外見をした平凡な農業フリーター。
彼と同居をしているのは、これまた平凡なクサガメの『亀井さん』。
一人と一匹は、いつも少々金欠気味なれど、平凡で平和な毎日を過ごしておりました。
 そんな彼らが住むアパートの隣、201号室に新しい隣人が入居してきました。
それが『兎田さん』。常にピンク色のウサギの着ぐるみを着ている彼女はどこか謎めいて、田中さんはこの不思議な隣人が気になっていました。
 しかし恐らく若いであろう女性のプライバシーをズケズケ訊く訳にもいかず、田中さんと兎田さんはただの「お隣同士」でしかありませんでした。
 そんな日々が続いたある夜の事、田中さんの部屋が激しい衝撃に襲われたのです。慌てて窓から顔を出した田中さんの眼に映ったものは、破壊された隣室の窓と、その窓に向けた腕の先から硝煙を立ち上らせる鈍色の兎型ロボットの姿でした。
ロボットは田中さんを赤く光る眼で一瞥すると、長い耳を回転させ飛び去ってしまいました。
 すぐさま気を取り戻した田中さんが隣室へ行くと、半壊した部屋の中で呆然とうずくまる兎田さん。
「……あの子が何故……地球に……?」
 何と、兎田さんは宇宙人だったのです。
話を聞けば彼女は月の地下深くに住む月兎の一人で、地球よりもちょっと高度な科学力をもってして地球人に知られる事なく暮らしていたこと。そこで彼女はロボット工学者であったが地球に憧れ、故郷を後にしたこと。そして先の兎型ロボットは彼女が最後に作った個体だったこと……。
「あの子のプログラムは精神構造に特化していたけど……まさか捨てられたと思って……?」
その言葉を聞き、田中さんは兎型ロボットの冷たく光る赤い眼を思い浮かべました。地球人である自分に向けた、冷たく、憎しみを滲ませたあの赤い眼を……。


~以上妄想~
新年最初に長々と妄想か。
しかも、オカシイ。能天気にイメージしていたのにシリアスっぽくなってるし。
なので能天気要素を追加してみよう。
~妄想追加~

 『平凡荘』の大家は幽霊。普段はスッキリ透明な人柄だが、怒ると怖い(建物が揺れたり物が飛んだり)。
102号室の住人はUFOマニアのサラリーマン。
103号室の住人は明るく能天気な呪術師。
203号室の住人は忍者。
近所に凶暴な野良パンダ出没。いつも襲われる忍者。
 繊細な心理構造を持った兎型ロボット、初恋の相手は亀井さん。
 寡黙な亀井さん、実は元野生。生きるか干すかの生活の中で出会った田中さんとの友情は「ただ其処にいる事」。
 田中さんの好物は白米。炊き立てご飯に幸福を見る。

~追加終了~
新年早々どんだけ妄想か。
 …今年はこんな感じの一年になるようですよ。