「行ってきます」の二日前 2005-04-26 | つぶやき 明後日の昼、日本のほぼ裏側の国に向けて出発します。 明日は準備でばたばたしそうなので、今日のうちに出発前最後の記事をアップ。 現地更新なんてことはしないつもりなので、次回更新は5月11日ごろとなる予定です。 いよいよGW。 皆さんも楽しい連休をお過ごし下さい。
ウズベキスタン 出来立てのほやほやはいかが? 2005-04-24 | ウズベキスタン シルクロードの国ウズベキスタン。 ここが中国とイスラム世界の中間であることを一番実感させてくれるのが、この国の食です。 麺やシュウマイもあれば、ケバブ系もある。 そんな中、一番お世話になったのがプロフ。 いわゆるピラフです。 このプロフ、ある程度まとめて作るので食べるタイミングによって味に違いがあります。 正確には味というより油っぽさ。 一概には言えませんが、作ってから時間が経てば経つほど油がギトギトになる傾向があるのです。 好みの加減のものを食べれるかどうかは運次第。 皆さんもウズベキスタンに行ったら、何度か試してみてください。 同じに見えて意外と違いますから。
ウズベキスタン 日本語は好きですか? 2005-04-23 | ウズベキスタン ティムール帝国の中心だった、青い都サマルカンド。 そのサマルカンドには季節限定で日本人向けツーリストインフォメーションセンターがオープンします。 サマルカンド大学で日本語を勉強している生徒達が、休みを利用してボランティアで運営しているのです。 言葉を知るという事は、その国を知ると言うこと。 その気持ちが、とても嬉しかったので、昼の暑い時間に遊びに行って、日本語で話してみました。 「日本に行ったらどこに行きたい?」ってべたな質問をしてみると、答えは全員「沖縄」 なんで沖縄なんだろうと思って聞いてみると、奥の方から日本語のテキストを持ってきて、その中の例文を指差します。 沖縄には綺麗な海があります ウズベキスタンは内陸の国。 彼らにとって海は一度は見てみたい憧れなのです。 同じアジアの一員でありながら、日本では思いっきりマイナーなこの国。 この国に行ったことはおろか、位置を知っている人も少ないかもしれません。 でもそんな近くて遠い国にも、日本に興味を持ち憧れてくれる学生達がいる。 それってすごく素敵な事だなって思います。
スペイン 心の中の暗黒 2005-04-20 | スペイン プラド美術館のコレクションの中でも、有名なのが巨匠ゴヤのコレクションです。 宮廷画家として活躍したゴヤは、明るく優雅な宮廷生活を描いてきました。 しかし、1807年になると、フランスによるスペイン侵略が始まります。 スペイン独立戦争で、殺されていく武器も持たない力無き人々。 ゴヤの絵にもそんな暗い影が現れてきます。 スペイン独立戦争を描いた「1808年5月3日」(1814年) そして晩年、ゴヤは人間の内面の暗黒をえぐりだしたような、「黒い絵」と呼ばれるシリーズを描きます。 「我が子を食うサトゥルヌス」(1820年-1823年) 上のサトゥルヌスの絵は黒い絵の中でも代表的なものです。 心の闇とともに、次第に色彩をなくしていくこの3枚の絵。 巨匠の叫びが聞こえてきそうで、思わず目を背けたくなってしまいます。 明るくカラフルなイメージのあるスペインにも、こんな暗黒の時代があったのです。 萌黄色、柑子色、浅黄色、菫色、若草色、山吹色、群青色。。。 日本にはたくさんの色があります。 それはとっても幸せなこと。 そんな色彩を感じる心を失わないでいたいものです。
速過ぎるのもいかがなものかと 2005-04-19 | つぶやき 日本が誇る新幹線のぞみ。 夜7時前に東京を出て、9時にはもう京都に到着です。 その間たったの2時間18分。 奈良まで行っても10時。 千葉から、東京の奥地まで行くと2時間以上かかることを考えると、関西出張くらいでお土産を買うのはやめようかって思ってしまうくらいの近さです。 お蔭様で、前泊のときも定時後移動。 日帰り出張も当たり前。 もうちょっとのんびりしてくれたほうがなんてことを考えてしまいます。 今日の写真は黒ゴマおたべ。 出来立ての新商品らしいです。