そして大阪から甲府

　　　　　大阪観光て言うか？
翌日は、大阪観光と言うよりも何故か奈良県の談山神社の観光に向かうこととなりました。昨年は、同じメンバーで高野山の観光に行ったので、その続きて感じかなて納得したのです。
談山神社は、大阪の方から向かうと明日香村の石舞台古墳の横を通って山道を登って向かいます。この談山神社が有名なのは大化改新の談合を、本殿の裏山の今行くと蚊が飛んでいる様な所でしたと言う伝説が残っているからです。
大阪の友人は、盛んに「本当だよ」て力説していましたが。西暦６４５年の5月に中臣鎌子達は、ここに来ていたのでしょうか？
談山神社の観光も終わり、もう一つの目的地の金峯山寺に向かいます。役行者が開祖で、本尊は蔵王権現と聞きまして単なる仏教寺院とは違うのだな、と思って向かいました。車で向かうと、車同士がすれ違うも難しいと思える様な細い山道の先に金峯山寺が見えて来ます。大阪の友人の知りあいの食堂で「葛うどん」を食べました。トロミのある食感で食べるうどんも美味しかったです。金峯山寺に向かうと、山伏の装束の方が大きな太鼓を烈しく叩きながら般若心経を唱えながら護摩を焚いていました。山岳信仰の激しさ、力強さみたいなものの一端に触れられた様な気がしました。良かったです。

　　　甲府に向かう
てな訳で、大阪観光も道頓堀の「二度漬け禁止」の夕飯で終わりになり甲府に向かう前に、翌日真っ赤ロードスターで京都観光に行きました。今回の目的地は、最澄上人の草庵と言われる三千院です。三千院では、何と言おうが「往生極楽院」と「わらべ地蔵」でしょう。お庭もありますが、どうもお庭の良さはよくわからないのです。でも、苔むしたわらべ地蔵の辺りは、素敵ですよね。
そして観光も終わり、東京から来た真っ赤ロードスターとは京都駅前でお別れです。私は、バスで甲府に向います。
東京の友人が家に着いたのは、午前2時を過ぎてしましたそうです。大変だね。一人で運転するて。

SFもしくは哲学的お話 かな

　　　映画メッセージの原作を読んで
映画メッセージの原作は　『あなたの人生の物語』と言われています。著者は　「作品覚え書き」で「この話は物理学の変分原理に対する興味から生まれた」と書いてあります。残念ながら変分原理がどんなものなのか、全く分からないので作品のテーマの異星人の文字と言語を考えてみたいと思います。
この異星人の文字は「鳥の巣のような文字のなかの、ほとんどどこからはじめてもよし」の様なものらしいが、「さらに堪能になるにつれて、意味図示文字の構図は、複雑な概念までも一挙に明示する、完全に形成された状態で現われてくるようになった」らしいです。その言語の様な物で示される事柄は「あらゆる事象を同時に経験し、その根源にひそむ目的を知覚する」らしいです。これは、言葉が私たちの存在に本質として先立っている事を表しています。

　　　哲学的に見ると？
哲学的な解説書の宇波彰の『ラカン的思考』では、主体の存在は言語的な海に溶解している行くので、私は消滅して行くと書かれています。「ラカンでは、私の思考の根源は、私の存在ではなく、すでにそこにある言語の世界である。私の思考は言語によるが、その言語はすでに私に与えられてある言語の世界として存在している」と示されています。
ここでも、私たちの存在に先立って言葉が与えられていると言えます。

このような不思議な感覚は、私は好きです。でも、存在に先立って本質が在る事を否定するのが近代の出発点じゃあ無かったのではないかと思いました。不思議な異星人と哲学のお話かな？

甲府から大阪へ

　　　　大阪にまず　行く
六月の終わりに　大阪に行って来ました。　でも　まずは行く事からのご報告です。
甲府から　大阪に行くには二つの方法が有ります。　但し　歩いて行く事を除いて。
一つは　電車ですが身延線で静岡に出て新幹線などを利用するか　中央線で名古屋を目指す路が有ります。
二つ目は　車で高速道路を自分で運転して行くか　高速バスを利用して行く方法が有ります。
今回は　高速バスで大阪を目指しました。　　甲府からは　朝出発する便と夕方・夜行などが有ります。
若い人には　夜行バスが人気です。　私も以前乗りましたが　バスであまり眠れずに翌日苦労しました。
今回は　甲府7時20分発を利用しました。　途中で昼ご飯休憩を取って午後の2時過ぎに　京都駅八条口に到着します。
大阪に行く前に　京都観光をします。　駅のそばの観光なので　伏見稲荷大社に行く事にします。　伏見稲荷の千本鳥居は
よくTVなんかに出て来るので　現物を見てみたいと思っていました。
八条口前で友人と待ち合わせしたのですが　彼は真っ赤なマツダロードスターで来て居ました。
そんな訳で　真っ赤なオープンカーに乗って伏見稲荷の観光も無事に終わり　渋滞の一号線を大阪に向かいました。
でも　外国人観光客が神社でも沢山いますが、大阪の道頓堀界隈を歩いている時に感じる「ここ　日本⁈」てな感覚が何か面白くて良いよ、ね　て感じでした。
　　　　次回は　大阪観光などです。