東京絵の具

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四国88箇所 歩き遍路 7日目

2015年12月14日 | 旅行記(過去)
■9/25:晴れ
→22:平等寺(びょうどうじ)→23:薬王寺(やくおうじ)→
宿泊:自宅

・昨日の宿:平等寺前の河野さん宅のプレハブ(善根宿)

朝一で22:平等寺で納経帳を済ませ、23:薬王寺に向かう。約21km。

朝食を購入して無かったので、カロリーメイトのみを食べた。国道沿いのアスファルトをひたすら歩く。
硬い足場は本当に遍路泣かせで、足がけっこう痛くて、腹が減ってと大変だった。

23:薬王寺に着いた。これで「阿波(発心の道場)」はほぼ打ち終えたことになる。
薬王寺には何度か来ていて、何となく自分にとって心の落ち着く場所なのでゆっくりとした。
大人100円で、戒壇巡りという漆黒の闇から始まる仏教の世界を経験することができ、
小学生高学年以来に久しぶりに入った。

その近くにある善根宿の「高橋屋」で、普通の客としてバイキングを食べた。
外には、遍路用の宿泊所となるバスが置いてある。ちょっと泊まりたかった…。


その後、明日はどうしても家の用事があるので、日和佐駅から家に帰ろうと思っていたところ、
MKさんとまた偶然会い、ヒッチハイクの方法を教えてくれた。人生初のヒッチハイクで、
小松島方面と画用紙に大きく書いて国道で立っていると、2分後には夫婦の乗った車が止まり、
そのまま自宅付近まで送っていただいた。彼らは岡山ナンバーの人で、どうやら保証人に
裏切られて徳島に来ていたらしく、何となく気まずい雰囲気ではあったが良い人達だった。
彼らは保証人にはならないようにと強くアドバイスをしてくれ、遍路ワールドにいた自分を
物凄い現実社会に戻してくれた。

まだ、7日しか経っていないけど、いろいろな初めてを経験した。運命の多くは自分が選択して、
そして動いたことで何かが起こる訳で、今後もいろいろと挑戦し続ける大人でありたい。

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■9/26,27は打ち止め中 曇り時々小雨

どうしても外せない用事があったので打ち止め中。全く鍛えずに歩き遍路を始めたので良い休憩になった。
以前は小さいメモ帳に日記を書いていたので、大学ノートに変更した。そして、親戚に渡された数珠が
大きかったので、小さい数珠に変更。他にも、何か足りないものを買い揃えたと思う。

以降は、高野山まで一気に打ちます。(お遍路で札所にお参りすることを「打つ」と表現する)

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