東京絵の具

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三嶺 登山

2023年10月19日 | 徳島県

所在地:高知県香美市・徳島県三好市
備考:日本二百名山、四国百名山に選定、剣山国定公園

国指定天然記念物:「三嶺・天狗塚のミヤマクマザサ及びコメツツジ群落」
※三嶺から西熊山、天狗塚(1,812m)に至る山稜部一帯

三嶺(みうね)は、高知県と徳島県にまたがる山である。高知県では、さんれいと呼ばれる。

標高1,894メートル。高知県の最高峰。徳島県は第3位の高峰。

■登山情報

徳島県三好市東祖谷の名頃地区(標高900m)からの登山道が山頂に最も近い。

11時10分登山開始。16時25分に下山。往復で約5時間15分。山頂付近で軽食時間含む。
一般的には「約6時間」が目安とされる。上りはかなりきつい傾斜があり、けっこう休みながら登った。

※無雪期は難易度が高くはないが、厳冬期には1mほどの積雪がある。
※4~11月にかけての時期がおすすめ。 特に6月下旬~7月下旬にかけては、
山頂付近に天然記念物のコメツツジの群生を見ることができます。
10月中旬ごろは、コメツツジの紅葉が見れる。

また、三嶺周辺には三嶺ヒュッテ、オカメ小屋、白髪小屋、八丁小屋といった
山小屋や避難小屋が多くあり、これらを利用して剣山を初めとする周辺の峰へ
縦走する登山者もある。

■登山

三嶺登山口の駐車場に車を止める。

四国電力 名頃発電所

ブナなどの森。

旧登山口。ここまで徒歩約50分。昔はここまで車で一般人も行けたが、
オーバーユース対策で、登山の難易度を高くしている。私が訪れた日は、
約10組くらいがきていた感じ。一方、認知度の差もあるが剣山の駐車場はいっぱいだった。

NPO三嶺さんが森を守ってくれている。

ダケモミの丘。日本固有の樹木。モミより高所に生育。大きいものでは樹高40m、直径2mにも達する。

紅葉がすごいきれいだった。

岩場を登っていく。

剣山と次郎笈が見える。

森林限界に、ミヤマクマザサが一面に広がる。

剣山と同様に、巨石が頂上付近にいくつかある。

ほぼ頂上に池があるというのが特徴的な山。

山頂を先に目指した。

コメツツジ群落は剣山でも見られない特有の景観。国の天然記念物。

四国で最も美しい山と言われるのが分かる気がする。

山頂

三嶺に神社はなく、塔婆のようなのが祀られていた。

東に剣山系、西に西熊山を経て天狗塚へ伸びる尾根筋が望める。

三嶺ヒュッテに行くために、ミヤマクマザサの歩道を歩いた。

補強中。トイレも同様。

余談。はなおかの森。徳島では有名な建築会社が、このような取り組みをしていた。

ミミガタテンナンショウの実?

感想:1人で初めてきましたが、テープが適切に貼られていて迷うようなことはなかったです。
けっこうソロで来ている人も多く、熊よけの鈴をつけている人が多くいました。私は、鹿のグループに
何回か遭遇しました。急な坂なので、あるていど体力がないと踏破できないかもしれません。
しかし、剣山とはまた違った景観が頂上で望めるので、来れそうな方にはおすすめな山だと思います。

所持:ペットボトル2本、おにぎり2個、タオル、ジャンバー
※2023年10月18日は、山頂でも普通の長袖のみで快適にいれた。
※タオルも長袖で拭いていたので不要だった。
→上りはけっこうきつかったので、杖があったら楽だったのかなと思えた。

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