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ビルボの111歳の誕生日パーティー

2011-02-10 15:10:42 | 日記

ジョン・ロナルド・ロウエル・トールキン教授による、『ホビットの冒険』の続編として書かれた小説。第三紀の指輪戦争の事が記されており、ホビットが西方語で書いた『西境の赤表紙本』を、トールキンが英語に翻訳したという形で書かれている。


児童文学として人気が出た『ホビットの冒険』の続編を希望されたトールキン、本来は前作の主人公であったビルボ・バギンズを主役にして雰囲気も前作と同様の、単純な話を想定していた、だが何度も描き直すうちに構想がどんどん膨らみ、やがてはトールキンが以前から形作っていた神話体系(シルマリルの物語の一部)も大きく組み込まれ、壮大な物語へと成長していった。指輪物語 アングマールの魔王 Witch-king of Angmar 半身鎧像


『指輪物語』はamazon.comで行われた「過去1000年で最高の本」アンケートのトップになった。これは大袈裟としても、『指輪物語』20世紀最高の文学作品の一つとして認知されており、エルフやドワーフという種族のイメージを一般化し、近代ファンタジー文学(そしてそのイメージをもとにしたゲームなど)の基礎を築いたという点は、誰もが認めるところである。


ビルボ・バギンズがはなれ山への旅から戻ってきて60年後。ビルボは養子として甥のフロド・バギンズを迎えていた。そしてビルボの111歳の誕生日パーティーが開かれたが、ビルボは宴会の最中に別れの挨拶を述べ、突如として文字通り姿を消してしまう。フロドの元にはビルボの遺産と、彼がはなれ山への冒険で手に入れた魔法の指輪が残された。魔法使いガンダルフはフロドに指輪を大切に保管し、使用はしないように忠告すると再びホビット庄を去っていった。 指輪物語


それから更に17年が経ち、再びガンダルフが10年ぶりにフロドの元を訪れた。そしてガンダルフは、ビルボが残した指輪が冥王サウロンの『全てを統べる一つの指輪』であることを告げる。もしこの指輪が冥王の元に戻れば中つ国は暗黒で包まれる。そのためフロドは、指輪を破壊するために旅に出る。


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