日本の眼 ～ 船山克

船山克（ふなやまかつ）は
昭和20年から52年(1945～77)まで朝日新聞東京本社写真出版部に在籍。
大束元、吉岡専造と共に朝日新聞出版局写真部の三羽烏と云われていた。
『ライカの帰還』の主人公のモデルとしても有名。
学徒動員で航空母艦・瑞鳳に乗り込み、ライカⅢaで戦闘写真を撮影。瑞鳳撃沈の際にライカⅢaを紛失したが、昭和36年(1961)に船山の元に戻った。

1922年(大正12年)兵庫県芦屋の裕福な貿易商社の社員の家庭に生まれる。
1940年(昭和15年)慶応義塾予科に入学。
1944年(昭和19年)大学二年時に学徒動員で飛行専修予備学生として土浦航空隊入隊。10月には瑞鳳に乗込み、フィリピン沖の海戦で瑞鳳が敵弾にて沈没。暗闇の海上を漂流中に救助され、一命を拾った。
1945年(昭和20年)朝日新聞社へ入社。











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