個人事業主用 勘定科目一覧表

個人事業の経理に必要な勘定科目の一覧です。

福利厚生費(ふくりこうせいひ)

2008-07-02 | 必要経費

福利厚生費とは

従業員の健康、慰安、慶弔、厚生に関する費用。

○福利厚生費勘定の内容・範囲

・社会保険、雇用保険の保険料の事業主負担分
・従業員への慶弔費
・健康診断料
・社員旅行代
・残業時の夜食代
・従業員のためのお茶や薬などの購入費

○福利厚生費勘定のポイント

従業員のための費用なので、当然従業員がいない場合はこの科目は使用しません。

また、同じものを買っても、それが取引先のためであれば、交際費勘定で処理します。

○福利厚生費勘定の表示区分

損益計算書>経常損益の部>営業損益の部>販売費及び一般管理費

○福利厚生費勘定の消費税の課否

原則は課税仕入

原則は課税対象ですが、社会保険料の事業主負担分等法定福利費に該当するものは非課税仕入、慶弔費等は不課税仕入でです。定期健康診断の費用は課税対象となります。

○福利厚生費勘定の注意点

特定の個人のための支出は税務上その個人への給与となる場合があります。

○福利厚生費勘定の仕訳事例

仕訳例は次のサイトを参考にしてください。 → 勘定科目一覧表 福利厚生費