ゆうこさんは楽しいね日記

ゆうこさんは楽しいね日記です。

カフェイン好きもいいですけれど~

2017-07-19 11:17:57 | 日記
会社の後輩女子が夜中に電話してきました。最近、眠れない状態が続いているのだとか。

急に悲しくなったり、涙が止まらなくなったり、落ち込んだりすることもあるようです。いろいろワケありのようですが、「まだ事情を打ち明ける勇気がないんです」と言うので、「私はむしろ、そのほうがいいよ。気にしないでね」と伝えました。

だって、私は他人の秘密を知りたいわけじゃないし、知れば守秘義務が出てきますよね。でも、人間はだれだっていつまでも秘密を抱えていられないし、噂がバレても大丈夫そうな田舎の友だちにバラしてしまう(笑)みたいなこと、ありますよね。

それはともかく、彼女の問題はストレス⇒眠れない⇒ストレス⇒抜け毛のループなんですね。どんな状態かといえば、頭頂部の髪の毛がスカスカになってしまって、生えたての細い毛もすぐ抜けてしまうようです。髪の量は昔の半分くらいになってしまったのだとか。

とりあえず、私が以前お世話になった、信頼できる漢方の先生を紹介しました。でも、彼女にはもうひとつ、カフェイン好きという問題がありました。

私もそうなんですよね。たとえば、食事のときに緑茶にしていても、仕事で気分転換したいときにはコーヒーがいいです。ぜったい今はコーヒーで気分を切り替えたいとか、元気出したいとか、眠くて仕事が手につかないからという理由で、つい何杯もコーヒーを飲んでしまうなんてことがこれまでありました。

でも、一日のカフェインの摂取量を超えると、眠れなくなるそうです。ちなみに、くわしくはこちらのサイト⇒「抜け毛が1日100本?髪が抜ける女性の原因、平均本数と対策法!」に載っているので参考にしてみてください。

カフェインを摂り過ぎて眠れない⇒生活習慣のリズムが乱れる⇒抜け毛というパターンは、けっこう耳にします。私も一時は夜中に目がさめてしまったり、抜け毛が増たりしてこまったので、いまは1日1杯までにして、あとは緑茶でがまんしています

よく言われることですが、育毛にはたんぱく質や亜鉛の食品をバランスよくとることも必要ですね。後輩の彼女もコーヒーを飲む回数を減らしました。あとは根本的なストレスのほうの解決を早く願うばかりです。

夜中の電話も控えたほうがよさそうですね。




濡れ落ち葉4

2016-12-26 13:06:14 | 日記
前回の続きです。女性を怒鳴りつけたい。でも、彼女だけが唯一の恋人。そんな思いでどんなに怒鳴りつけられても耐えているのでしょうか。

女性「働くかどうかなんて、あの子が決めることでしょ?!あなたに関係ないでしょ?!」
おじさん「……ああ」

女性「よけいなこと言わないでちょうだいよ!」
おじさん「……ああ。悪かったよ」
女性「とにかく仕事もあるから、今はたいへんなの!今は自分のことじゃないの!わかる?!」

息子のことで頭がいっぱいな女性は、おじさんなんか頭にないのです。

女性「私とつきあうなら、そういうとこ合わせてくれないと困るのよ!それじゃないとダメ!わかる?」
おじさん「うん」

おじさんは力なくうなずきました。

女性「ほんとにわかってるの?!」
おじさん「わかりました……」

まるで母親と幼児の会話。それでも気が済まず、「ほんとにやめてよ!」「まったくなにを考えてるの?!」と感情がおさえきれずに情け容赦ない罵倒を続ける女性。彼女には正面から見えるおじさんしか、見えていないのでしょう。

でも、うしろからみると景色はちょっとちがいます。おじさんの背中はずっと、ふるえながら耐えています。両膝におかれた2つの拳は握りしめられたまま、ブルブル震えています。なにかのきっかけでプツンと忍耐の糸が切れそうな危うい緊張……。

もし、今日なにもなかったとしても、こういうまじめで一途なおじさんが、ある日思い余って……。なんて最近よくあるニュースを想像してしまう喫茶店の16:30。


                 The End


濡れ落ち葉3

2016-12-22 17:46:57 | 日記
前回の続きです。このおじさんは天然タイプのようです。だって、「朝から顔出すな」って言われているのに、浮かれてのこのこ出て行ったり。

相手のことを考えていられないほど、「老いらくの恋」に身をやつしているのでしょうか。

とはいえ、この女性。おじさんも悪いかもしれないけれど、どうしてこんなに上から目線のおつき合いなのでしょうか。

そして、おじさん。ルール違反で朝から相手の住まいに行ったのは悪かったかもしれないけれど、もうしないと決めているんだし、いつまでもそんなに下手に出ることはないじゃないの。

「オレはあんたにそこまで怒鳴られる覚えはない!その口のききかたには、もううんざりだ!お前は女王様か?!ああ、もううんざりだ!今日限りだ!つきあってられない、オレは帰る!」

みたいなことを言って、颯爽と別れるのもいいと思うんだけど。

こんなことを思った私は次の瞬間、おじさんの背中を見て、ぞっとしました。着古した茶色のジャケットの背中が、小刻みにふるえているのです。気弱な人だから、女性が怖くてふるえているの?

私にはそうではないように見えました。おじさんは、さっきからかなり怒りをためているのです。もう少しで感情が爆発しそうなのをこらえて……。



濡れ落ち葉2

2016-12-20 18:09:50 | 日記
前回の続きです。

女性「うちの子はふつうの子じゃできないことをやってるのよ!わかってるでしょ?!」
おじさん「……ああ。悪かったよ」

なにがどうふつうの子じゃないのか知りませんが、オバさんは子どもと2人暮らしのようです。

女性「私だってふつうの女だったら、男に甘えるわよ!絶対そうよ!でも私はそういうのが嫌いなの!だから甘えたくないの!」
おじさん「ああ……」

怒鳴られたおじさんは、また力なく肩を落とします。こんな思いまでしてこの人とつき合っていたいのでしょうか。女性は憤慨してそとに顔を向けます。会話がとぎれて息苦しくなったのか、おじさんが細い声で聞きました。

おじさん「息子さんは自分でもバイトやったりしてるの? 家計のためにっていうか……」

オバさん、『家計のために』というフレーズにカチーン!思わず、おじさんをにらみつけてまた怒鳴りました。

女性「どうしてそんなこと聞くの?!面倒見てほしいなんて、私はひとことも言ってないでしょ!」
おじさん「……すいません」

女性「哀れみたいに言わないでちょうだい!」
おじさん「……はい」

さっきから見ていると、このおじさんはどうも間が悪い人です。というか、やっちゃいけないこと、言っちゃいけないことをついやっちゃうような天然タイプのようで。



濡れ落ち葉1

2016-12-13 16:32:55 | 日記
東京都内の駅前の喫茶店で16:00。イライラした60歳くらいの女性が入ってきました。

70歳くらいのおじさんが、あとからオロオロしながらついてきます。女性は先に席にすわると、おじさんに命令口調で言います。

女性「私、コーヒーいらない。レモンテー!」
おじさん「あ、ああ」

「レモンテー」の発音をひさしぶりに聞いた!と、つい2人を観察してしまう私。おじさんはうろたえるように答えて、カウンターへ注文に向かいました。

そして、おじさんがもどってくると、待っている時間さえもどかしいらしく、早口で女性が切り出します。

女性「最初のときに、私言ったわよね!私はこの時間しか会えないって!」
おじさん「ああ……」
女性「朝に・来・な・い・で・く・だ・さ・い!って言ったでしょ!私は今、たいへんなのよ!あんな時間に来られたら寝てられないでしょ!」

店内に響き渡る、女性の怒声。びっくりしてふりむく客たち。興奮している本人はそんなことなど、目に入りません。

おじさん「わかったよ……気をつけるよ」
女性「気をつけるじゃないわよ!」

おじさん「もうしない……」
女性「あたりまえでしょ!」

微妙な2人の空気。元夫というわけでもないようです。最近出会った熟年カップルと推理しました。それにしても、このおじさん、さっきから肩を落としっぱなしです。