どくだみ茶とハイネケンビール

来し方の思いや世相への老年の主張

右傾化

2012-09-30 23:21:51 | インポート
 尖閣列島の国有化で中国が怒っているようだが、中国では確か、土地の借用権はあっても私有権はなくすべて国有地の筈。日本が国有化して憤慨する中国人の方がおかしい。中国が尖閣の領有化を主張することと尖閣の日本の所有者登記変更は何ら関係のない話である。
 いつもの平和主義者の評論家先生方も「冷静に」とか「友好的に」とか仰っているが、どうすれば解決するかという、お考えの持ち合わせはないようである。
 むかし沖縄県の漁民が尖閣付近の海で遭難した中国人を救助した際、時の清政府から「日本国沖縄尖閣」と書いた感謝状も残っているくらいで、領有権は日本にある事は他の歴史的事実からも明らかである。戦争はさけるべきであるが、中国の過激な論法には毅然として応酬してほしい。
 古い話ではあるが少年時代「鉱石ラジオ」で中共(マスコミも当時中国をそう呼んでいた)の日本向けの北京放送をよく聞いていたが、とにかく過激な言葉の羅列で例えば失脚して逃亡中航空機で墜落、死亡した林彪(リンピョウ)や毛沢東夫人の江青など四人組をこき下ろしていた。それ以前は誉めそやしていたが・・・。またその前の紅衛兵が跋扈していた文化大革命も当時は熱狂的に放送していた。大躍進政策の失敗なども併せ数千万人も犠牲者を出したと言うのに、である。天安門事件でも人民に発砲するぐらいであるから反日デモでの破壊や略奪は驚くにあたらない。
 彼らのカードにいわゆる南京事件があるが、日本兵(数千人の説がある)が30万人殺したと言っている。これでは核兵器以上の殺傷能力がある日本の軍隊であったことになる。また数ケ月間で殺戮したとも言っているが、それでは「その間、国民党の軍隊は何をしていたのか?自国民を守る為になぜ南京の奪回に向かわなかったのか?」との外国人の指摘もある。
 とにかく中国はウソを平気でつき、白髪三千丈の国であり、我日本は厄介な隣国を抱えている。この中国が日本の右傾化を助長していることが分かっているのか?と思うが、どうせ「腰抜けの日本」とタカをくくっているのだろう。




紅葉にはまだ早いけど・・・


 
 

コメント
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