僕の細道

信長の棺

ダヴィンチコードが流行っているので、同様なミステリー小説を選んでみた。
何でも、小泉首相も読んだとか・・・。

「信長の棺」著者:加藤廣
出版社: 日本経済新聞社 (2005/5/25)

ダビンチコードもそうだったが、これまで巷に出回っている逸話、俗説を一まとめにしたに過ぎなかった。
もう少し、ひねりが欲しかったな。

それでも、小説の中で興味深い文章があったので、引用してみる。

『世間虚仮 唯仏是真』
「この世は全て虚仮じゃ。母はそう私たち子等に教えなされました。しかし、こうも申されました。だからといって、虚仮を虚仮と観じ、心なく演じてはならぬ。それでは世間さまは振り返らない。虚仮ならばこそ、それを実と思い、懸命に涙しながら演じたとき、それが世間さまに初めて感動を与える。そなた等もそう信じ、感動を与えるように生きることじゃと」

昔、カメラの師匠(プロカメラマン)に言われたことがある。
「自分が楽しんだり、感動したりして撮影しないと、写真を見た人には伝わらないよ」
「先ずは、自らが楽しむこと。感動すること」

偽りの演者でなく、より真に近づかないとね。



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