名古屋では、国際女子マラソンが催された。
名古屋国際女子マラソン
http://www.chunichi.co.jp/niwm/
以前は、高橋尚子や野口みずきなどの有名走者が出場していたが、今回は少し地味だったかもしれない。
先日、東京でもマラソンが開かれた。
東京マラソン2007
http://www.tokyo42195.org/
こちらは、市民参加型の東京都心での初マラソンとなり、沢山のボランティアが手伝った。
で、ここに何故か防災ボランティアが名を連ねていたのを知っている人は少ないと思う。
愛知万博では、大群衆の来場者とボランティアをどう扱うか、大規模災害を踏まえてシステムを構築していたのですから、折角の機会、無駄にしませんって・・・。(苦笑)
コース図を見ると、都心を封鎖しての「大規模な帰宅困難者支援訓練」という背景が見えて来る。
(下記URL参照)
http://www.tokyo42195.org/course.html
しかも、この東京マラソンでは、コース途中のコンビニがトイレ提供したり、医師、看護士も各所に配置し、エイドステーションも万全である。
仮設トイレや食事、着替える場所、荷物の置き場所なども手配したり、いろいろな面で、被災状況の想定を組み入れたのも垣間見える。
今秋、火山被害が続く東京都三宅島にてオートバイレースが企画されている。
「三宅島オートバイレース(仮称)」
http://www.miyakejima.or.jp/
これも、火山ガスの危険性がある。突発的な発災も考えられる。スタッフが足りない。宿泊場所が足りない。物資の供給がしにくい。などの負の面が見えるのに開催を決定した。
こちらも、被災地想定訓練の一環なのだろう。
宿泊施設は、客船などを使い、災害時に転用できるようにするとか、物資を配送する際も飛行機や船を使い、練習するのであろう。
通常、縦割り行政では公署機関はまとまりにくい。
しかし、首都圏において大規模地震が予想される現状では、ワンマンと呼ばれる石原慎太郎知事の威光を上手く使い、推し進めた催事なのであろう。
もうすぐ都知事選挙が行われる。
はたして、どんな知事が誕生するのか、興味津々である。
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