2023年9月19日(火)
10過ぎに四日市を出発、国道477号で一旦北上し御在所の東側から回るルートで国道421号で石榑トンネルを抜けて永源寺ダムを横目に進む。
雨が降り出した直後に猿の集団と出くわしたが、雨を凌げる場所を探するのが優先でスマホを取り出す余裕もなく、撮影出来ず。
永源寺を過ぎ、進路を南に向け広域農道を進んでいくと通り雨に遇い、軒先を借り手の雨宿り。
空を見上げると、御在所の方向には雲が掛かっているので、更に南に進路を取ることにした。県道189号の田園地帯を走っていくと、ラウンドアバウト(ロータリー交差点)に出くわした。近年に作られたようで、新しい交差点だった。
1990年当時バックパッカーしていた頃、海外ではよく見かけた交差点でしたが、日本で見ることは少なかった。
低予算で交通の流れを目論むことが出来る交差点ですが、日本では、補助金、助成金頼りの地方自治体が、貰い受けた折角の予算なのに効率を優先させるよりも大きな声を出す組織や集まりに分配して、地元民に還元させてないのが残念だと思ってました。
いつもと違った道を徘徊すると新たな発見に出会えます。それがバイクツーリングの楽しみであり、日々確実に少しづつ変化は起きているようです。
県道189号から国道477号に進路を変え、鈴鹿スカイラインを目指す。未だ、御在所岳麓では山方向を見ると雲が掛かっていない。今のうちに山越えをするぞ!と、気合を入れる。
しかし、無残にも途中から土砂降りに遇い、ヘルメットシールドが曇り前が見えず、シールドを開けて顔に雨粒を当てながら進んでいく。
前方に250CCクラスのバイクを発見し、暫く後ろを走る。そのバイクが左ウィンカーを出して先を譲ってくれた。それではということで前方に出て、加速し始める。
多分、前が見づらいので、Tmaxのテールライトを目印にして走るつもりだったのだと思うが、車間距離は徐々にに開いていき、サイドミラーに映るヘッドライト小さくなっていった。
雨のツーリングなんて、いつ以来だろうか?
たぶん、2012年9月の熊野ツーリングが雨中ツーリングが最後だったような気がする。
今回はレインスーツを持参してこなかったので、雨の直撃に遇ってメッシュジャケット、ジーンズはびしょ濡れとなった。
Tmaxは車重もそれなりにあるのと、溝はあるけど冬眠していたタイヤなので、ヘアピンカーブではギアがない大型スクーターのトルクを出しすぎないように注意してスロットルを開け閉めする。
ワインディングの濡れた路面が、セルフステア、トルクステアを思い出させてくれて強制リハビリが出来た。
13時に自宅に到着し、濡れたウエアを洗濯機に放り込み、冷えた身体をカップ麺で温める。
御在所一周3時間120キロのツーリングでした。
Tmax専用センターバッグ(イタリア製)に収めているパンク修理キットと三角板もベランダにて乾かす。
片づけを終えたライダーは、Tmaxを賃貸駐車場に格納しスーパーカブに乗り換えてスーパー銭湯にて身体を解したのでした。