新型コロナの第6波の終息に伴って、行動制限が大きく緩和され、先日、久々に北斗クラブの月例会が開催されました。
定年第で第一線を退いたゆうたろうも、「日曜が仕事」の生活が終了したこともあって、ハンシマンノンさんと月例会に参加。この時期ですので、一昨日釣ったマコガレイの型物を狙うという判断もあったのですが、日曜日ということで、釣り人の多い場所を避けて、この時期確実に型物を狙え、かつ、運が良ければ大型のスズキに巡り合える紀ノ川をチョイス。
予定通り、例会開始時刻に紀ノ川左岸の懐かしいポイントに、ハンシマンノンさんと竿を並べました。この時期、キチヌの型物なら「鉄板」、ほぼ間違いなく釣れるはずという判断でのポイント選択だったのですが・・・
ところがどっこい、いざ釣り始めるとこの日は激渋。なかなか結果が出ません。いろいろ誘いをかけたり、こまめに投げ返したりと頑張るのですが、「鉄板」が「段ボール」どころか「ティッシュ」になりそうな雰囲気にこんなはずではと焦りが濃くなります。それでも、何とかなるはずとあきらめずに頑張っていると・・・誘いをかけた竿に、ビビッと初めてのアタリ!?慌てて竿をあおると何とか乗ったようで、引き寄せてくる手元に心地よい手ごたえが伝わります。そして浮いてきたのは、狙いのキチヌ37cm。例会は、一匹長寸のS割ですので、これで一応審査権を確保。ほっとします。
そして、一つ目のハードルを乗り越えると、更に寸法の大きなキチヌ、そしてあわよくば大きなスズキをと妄想がむくむくと大きく膨らんできましたが、そのあと訪れたのは、長~い沈黙の時間・・・
あまり釣れないので、キチヌ一匹でも今日は御の字かなと思い始めた夜明け前。諦め半分、遊び半分で誘いをかけ続けていると、突然、あおった竿にグッグッ!ガツガツ!!と激しいお魚の反応が手元に伝わります。やっと来たかと2匹目のキチヌを予想して巻いてくると・・・
なんと現れたのは、全く想定外のマゴチ!?想像もしていなかったうれしい一匹にタモを使う余裕もなく、逃すものかと必死のごぼう抜き!?(笑) 手元に引き寄せ計測すると54cmの立派なマゴチで、ニンマリ。
結局、狙ったスズキ・キチヌではなく、たまたま釣れたこのラッキーなマゴチが決め手となって、北斗サーフの例会は、ゆうたろうが優勝ということに・・・ま、犬も歩けば・・・でしょうかね~(笑)
帰宅後丁重にさばいていただいたこの冬のマゴチ!夏が旬のお魚ですが、予想外においしく、山の神ともども大満足で久々に堪能させていただきました。はい!