遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

兜虫の季節

2018年06月29日 | 年中行事

おばんでがんす

梅雨明け宣言が出た、史上初の早い梅雨明けで、水不足が心配される

そして暑さ厳しき折柄に成って来たら、連日我が家にかぶとむしが訪問している

 

此れは我が家の郵便受けだ、トトロと読んでいる、イメージはあの猫バスのイメージだ

頭から背中にかけてある竜骨の先端にかぶとむしが止まっていた

私達の子供時代は此れは甲虫とは呼ばない,こやなかぶと。とか、糞かぶと、と呼んで馬鹿にしていた

こやなとは、肥や舎と書き、堆肥舎の事だ、昔は化学肥料がなくて専ら自然の藁や葉っパや草を家畜の敷

き藁にして堆肥を作った、その中に卵を産み付けて成長、幼虫期を過ごしてやがて成虫になり出てくる

その過程を知っている子供たちは,こやなかぶとや、糞かぶと、、と卑下して呼んだ

、それでも力持ちでマッチ箱に砂を詰めたものを糸で引かせて其の力を競った遊びもあった

以外と力持ちで子供の下駄を引っ張ったりする力持ちも居た

黒い戦車か黒いブルトーザーみたいに思ったものだ

こんな一見鈍重の形だが羽根を広げると意外と大きく飛翔力も強い

写真を撮りきると飛んで行って終った、もうこんな季節なんだなあと言う感慨を残して

翌日は鍬形が来た、私たちは此れを鍬形とは言わない。「上杉」と言う

角の形が立派なのとの、戦国時代上杉方であったのでその名残が。見た目の良い上杉に成った

未だ若い上杉だ

背中をこすると興奮してかぶとを開き攻撃する、挟まれると指に穴が開くことが有る

もう65年も前の話だが懐かしい動物だ

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

 

 

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2 コメント

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庭で、、、 (チョキ。チョキ)
2018-06-30 09:05:16
ネコバスにはハチミツでも塗って有りそうなほど、兜が寄ってきますね~
20年ぐらい前までは灯りに引き寄せられて、網戸にぶつかるカブトムシもいたけれど、、、
今は何処からも飛んでこないし、子供達も、あまり興味がなさそうで、感激を味わっている姿が少ない様に思えます
蛍を見つけた
カブトムシを取った
アマガエルと捕まえるのに泥んこになった
ゲームばかりでは無く、色々な経験をさせたいのですが、、、
師匠の近くの孫は、逞しい
泥んこになりながら、遊んでいます

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自然児 (遊童子)
2018-07-03 08:54:07
ちょきちょきさんへ
こめんとありがとうございます
我が家の近くの孫ばかりではなく昔はみんな自然の申し子で有った
そしてそれが当たり前で、他に遊びがなかったと言う事もある、然し自然のなかで遊ぶことを覚えると、もうゲームはして居られない
自然の中の遊びの奥深さと次々と立ちふさがるハードルを超える楽しさは格別だ
そしてそれが何時か必ず役に立ち自分の身を守り家族の身を護る知恵につながる
でもこんなことを言っても子供たちには通用しない、余りにも時代が変わってしまった
時代の中で進化と退化は反比例している

進化が進んで子を思う親の心も。友の身を案ずる心もなくなり、IPS細胞で自分の血統が繋がり
花は人工的にどんな花も作れて、手を掛ける楽しさも無く、保護する事も無い時代に成る
そうなったら人間はもうおしまいだろう
良い時代を満喫しておかないといけない
そんじゃあまたはなすべえ
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