遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

 松スグリ

2022年01月08日 | 年中行事

おはようがんす

暮れの二十八日から始めた庭の比翼の松の枝選りが実に延べ12日かかって終了した

まっこと手間のかかる仕事だ、しかもこんなことを55年も続けている、まことに長い付き合いになって仕舞った

妻と結婚することが決まった年の冬に山からほってきたものでその時恐らく、芽生えてから12年位経ていただろうが、一人で掘り一人で

鉢付きで車に積んで持ってきて植えたものだ高さも六尺もなかっただろう

畜舎の日陰に植え、明るい方へ明るい方へと曲がりだし、挙句に枝を邪魔にされて西側に倒されて、忙しいからそのままで置いたのが今に残り少々

西に倒れてしまい倒れない様に其の傾きに合った石を支柱にして現在に至っている

まるっきりの素人が人づての話と本で勉強し、いろいろと試思錯誤と失敗をしながら手入れをして来た

枝の途中から芽を発芽させる技術や、五月の芽かきの仕方や枝を整える剪定,、捩じり曲げや.活き接ぎ、伐り曲げ、等等いろいろな技術を身に着

けてきた、四十五年ほど経て漸く安定して松の管理ができるようになった。と、思って居る

 初日の出も松スグリの途中で見た

取り付き前の状況だ

頭だけが終わった、これで足場の事もあり二日掛った

翠の布団を被っていたような着工前の状態から、このくらいまで選る、向こうが透けて見えるのが良いスグリだ、風邪をひかないかと心配の位だ

枝の位置の高い順番に選ってくる、なんとなれば、何万個と言う微小枝がスグリ落とされるので下の枝は厚くなるほど廃枝が貯まる

大分仕上がってきて後三枝残りだ

さいごの枝が七日にしあがった、一枝ごとに廃枝を焼却しているので段段綺麗な環境に成るのが楽しみだ

永年下生えを担当していた小熊笹が。餘の繁殖力に、手にあまり、中のクロッカスの状況を見ながら去年から除草剤で絶滅にしようと思い

調整をしている

たて10mX横20mの松の専有面積は花を植えればたくさん植えられるが之も亦手がかかる、終活に向かっている現在、知恵を絞っている

、、、と、、いろいろの条件が重なって全部が解決とはいかないが、考え考えながら負の財産を残さない様にしたいと思って居る

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«  七草採り | トップ | 魁の春  »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

年中行事」カテゴリの最新記事