遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

柚子の収穫

2017年11月18日 | 年中行事

おばんでがんす

昨年あまり枝が混んで背丈も大きくなったので、真ん中の幹を伐採して背を低くした

柚子は一概に馬鹿の木でなかなか成る様にならないしいじめられると沢山実を成らせると言うが、そんな事は無い

確かに実がなる様になるに年数がかかり、が、それでも6.7年経てば成り出す

そして木が古くなってくれば来るほど大きな実を成らせる、然し極端に伐採したり強剪定をしたりすると、危機を

感じ種の保存のために実を沢山つける性質がある

なので我が家の柚子の木も豊作に成ったのだと思っている、然し豊作になると実が小さくなるが種をたくさん作る

ためには必然的に起こることだ、自然は誠によくできている

 

下の方の手が届く範囲は娘が収穫したが上の方や中の棘だらけの処は残してある、そして爺さんに収穫しろだ、、

まあ愛娘の事だから文句も言わずに作業に取り掛かる

 こんな具合に選定をし乍ら収穫する、何しろ何万個もの大きな棘に鎧れている木なのでとても潜っては採れない

然しとにかくたくさんの収穫だ

先ず此の籠に取り込んで、一杯に成ると此方のコンテナに入れる

第一陣をお勝手まで運ぶ

とても重いので一輪車で運搬する、全部で75Kg収穫した

受粉に一役買ってくれた鳥たちに冬場の食料として、木守柚子を2.3個残しておく

選定をしていたらこんな空き巣が見つかった

物凄い棘の数に守られた超安全な巣、、鳩の巣である、すごいところを選んだものだ

矢張り鳥たちの為の木守柿も隣に残してある

更にとなりには 授粉樹を兼ねた、橙が豊作だ

毎年ご近所で戴いて大正月に進ぜるのだが今年は間に合いそうだ

橙は代代に語呂が合い代代家が続くと言う意味合いから縁起の良いものとされている

今年の実が落ちないで来年の初秋まで成っていて来年の新実が大きくなると落果する、そこが愛おしく家を護ると

言う事につながっている、奥の方に未だ落ち残っている去年の実が見える

今年の実も少し色づいて来た

更に隣りには温州ミカンが成っている、これも正月供物の一つで、鳥に食べられない様に明日はネットを掛ける

積りだ

こうして冬の兆しが見え初霜が降り初冬を迎えると、もう冬の準備だし正月を待ち農家はOFに入る

勿論遊んでいるはずはないが、それでも心の休まる時期だ、果樹や植木の選定もあるし、冬越しの準備もある

こうして緩やかに時間が流れ一年が終える

我が家はそれほど立派な家系ではなく庶民の典型の様な質素な暮らしぶりなので、死者の喪は「百間日」で明ける

だから正月はきちんと例年通りにするし年賀状も出すし初詣でもする予定だ

昔から貧乏人には貧乏人の暮らしがあり大尽には大尽の暮らし方がある、それは一代や二代では変わる物ではない

天気には晴の景色が、雨には雨の景色が見え雪には雪の景色がある。それとおんなじで自然の中に溶け込んで生き

ることが幸せなのだと感じている

寒い時は寒く、そして其の寒さを耐えてきたからこそ春がうれしいのだ

人もそうありたいものだ、

 

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

 

 

 

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