遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

八州高原

2013年07月18日 | 
おばんでがんす
最近大規模ソーラーシステムができた旧榛名カントリー跡地がいつの間にか「八州高源」と名前が変わっている、名前はいかように付けるのもかまわないが、呼びなれた「上の平」がその土地の状況を表した呼称なので良かったが
孫正義氏の系列会社が命名したらしいが何れそう言った名前が定着してしまうのだろう
何故か寂しい気がするが、、、、、、、、、、、
其の高原の杉林の中を真っ白に彩る、花達が咲いている、最初は「いけま」だ、
蔓が延びて絡み付く多年草だが有毒である、有毒だから鹿も食べない、人も構わない



目立たない花だから年年残って何時の間にかそこいら中に生えている
秋遅くには莢の実ができてこれが裂けると綿毛につつまれた種が風に乗って飛びまわる面白い花だが



二番手は糊空木だ至る所に大木となって咲き乱れている
木は空木で何の役にも立たない木だが花は大きな穂になって見ごたえのある花になる
まあ敢えて一つは和紙を漉く時の糊になるからだが

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何処かしら取り得が有り無駄に生えている植物は無いものだ



昼間でも薄暗い杉林の下を緑に染めて、而も其処を明るくしている、山紫陽花が群生で咲いている、毎年此の道は通るし、克ってのゴルフ場の頃は良く来た道なのに気が付かなかったが此れ程有るとは驚きである



地元の見なれた所でも良く見ると感動を与えてくれる物が有るものだ



緑のキャンバスに白い花と言うのは結構目立つ物だ
こうして花達は虫を呼び込み受粉をするために知恵を絞っているのだろう
種の保存と繁栄は生物の究極の本能であり願いであるから
そして道路の端や林辺の日当たりの良い所には、鳥足升麻が今を盛りと咲いている



此の花も結構芸が細かい全体に穂状に咲くのではなく当に鳥の足の様に幾本もの側茎を出して其れに咲いている
その間隔はシジミチョウが入れる程にあいているのだそうだ



自然の匠には驚嘆するばかりだ
それに引き換え此の田舎の匠には人をして驚嘆させる物が何もないのが驚嘆だ

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子























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