春
いいあんばいでがんす
朝から春の日差しが差している、然し寒い事はは寒い、此れが春なのだろう
石垣の陽だまりはまさに春の別天地だ、一日温まった石は夜中迄保温しているらしいし朝も一番に陽差しが当たる
そんなところを撮影してみた我家の一番の温暖地だ
これは「大犬の陰嚢」だ。如何に雑草害草と言えどももっとましな命名が有ったものだと思うが、、、、、。
西洋では「キャッツアイ」とか「星の瞳」とかという素敵な名前で呼ばれて居るのに、、、、、、、、、。
花の後に出来る、実の莢の形が犬の陰嚢の形に似ているという事からの命名だそうだ
古人も下ネタは好きだったのかと思わず頬えましくなってしまう。日本蜜蜂の早春の蜜源だ
確かに農家に取っては厄介で強かな草だ
一段一段咲く花の受ける葉が蓮の花に似ている小さな小さな仏様の受け台に似ている所からの命名と聞く
仏様に関連しているのならもう少し農家の為に成る花であっても良いが、害草一本鎗の花で、とても丈夫で強かで どこでも咲く
一見は綺麗なお喋り好きな口の形をした花なのだが
花や草に縁のない都会の人なら色よい形よしで丈夫であり、鉢にでも植えて措けば暫く持つ
そして春の七草としてお正月から食べられる「薺」だ
正月にはもう葉を出している、ビタミンをたくさん持ち、昔は脚気予防に多用したらしい草だ
春速く実ができてその実が三味線の撥に似ているから、ぺんぺん草と言う、でもこれが生えたらその家は潰れると言われている草だ
未だ花が咲いている内にもう実をつけている、まったく油断も隙も無い害草なのだ
こうして春は着々とすすんで、もう冬の草たちは腰を尻ったてて宣戦布告している、又草との戦闘の時期が来た
一年は早い、当に、光陰矢の如しだ、
あれもしたいこれもしたい、あれもしなければ、此れもしなければ、と思いつつ忙しく過ごして又正月迄あっという間に過ぎて仕舞うのだろう
一年が一年と感じられるのは25才までだという、そしてどんどん短くなって八十台に成ればいちねん四季が
一か月に成ると言われている
生き急ぎ、戸惑い、躊躇しながら目まぐるしく生きている、明日はどんな一日に成るだろう、、、、、、、、。
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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