餅草餅

お晩でがんす
今朝は妙に妻が早起きで有った、何かお勝手でガタガタしている
其のうちに娘も一緒にしている、眠気眼でそーっとみると何やら餅をついているようだ
面倒だからもう一度寝床に入った
年をとると体内時計が正確に成り、いつもきちんと決めた時間にはおきられる
前日遅くまで起きていたとしてもそうだ
いつものように起きてみるともう沢山の餅が搗いてある
餅草餅のあんころ餅だ、大好物である、顔も洗わないうちに手が出たら叱られた



なんでも孫のバスケの試合の当番なので娘が自家製のおやつを持参するらしい
バットにもう２４個出来ているのに未だ作っている
恐る恐る手を出したら、子供用なので餡子が余り甘くないので上げられないと言う
最近の若い者の和菓子は全て甘み控えめだ
甘いから餡子であり、甘くない餡子は只の詰めものだ！



又恐る恐る手を出したら一つだけ戴けた、而も私用に甘い餡子にしてくれたようだ



草餅の事をこちらでは餅草餅とよぶ、名前の通り、蓬の事を餅草と言うので有る
若葉をつんで綺麗に洗い、茹でてからしらじで摺る、
濃い緑の草餡はとてもおいしそうであり又実際に美味しい、
春の息吹を感じさせてくれる季節の、美味しい代表だ
これに自家製の餡子を作り丸めこむ、打ち粉は黄粉だ



こうして美味しい餅ができるのだが
我が家に残ったものはほんのわずかで、ほとんどおやつに行ってしまった
家族と社員の分一つずつが辛うじて残った
まあないよりは良いが、ないものねだりをしても大人げないので
然しもう一つ食べたかったが、、、、、、、、、、

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子