遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

双つ岳山行其の2、樹の花と山容

2011年05月23日 | 
お晩でがんす
双つ岳の第二信です、登山口から頂上までずーと心から歓迎してくれたのは「東国三つ葉躑躅」です。淡い紫から、濃い紫まで色色な表情で迎えてくれます



或は登りはどうしても伏し目がちになってしまいます、そのことも承知の上で登山道に幾つかの花柄を落して上を向かせる工夫までしている
当然足が止まる其の一時の休息が息を整えて又登れるのです
殆ど全ての道筋の両脇の近くに、或は離れて咲いているつつじに感謝である



頂上付近は日陰躑躅の満開だ。嫌みのない黄色はクリーム色に近く、大人しい優しさを持っているがそのくせ芯はしっかりしている、まるで何処ぞの奥さまの様でもある



頂上からの眺めは生憎の曇り空でいまいちであるが、近隣の山々が新緑に衣替えをして
生き生きとしている、どれも生きる元気を発散して、私達を応援しているようだ
矢張り榛名山連峰は、榛名富士であろう、ロープウエーの駅も塔も見えない此の角度が一番自然で綺麗だ



東側に火口壁を持ち急峻でそそり立つ相馬山は何時もの南からのどっしりとした落ち着きの山ではない



そして小さな遣りが岳を思わせる水沢山の西面の表情も又捨てがたい
普段は足慣らし山などと軽く見ているがとても崇高な山容に見える、



人も山も一方を見ただけではわからない、いろいろな角度から見て其の人となりを把握しないととんだ失礼をしてしまうかもしれない、反省反省

沢山反省をしたのでまたはなすべえ
遊童子
























コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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平常に ()
2011-05-24 09:00:47
おはようございます
大震災や原発の影響で混乱が続いていましたが 2か月を過ぎた頃からやっと平常への道筋が見えかけてきましたね 遊童子さんのお仕事も少しは落ち着いてきた様子 恒例の足慣らし登山も復活のよう 自然はいつも通りの姿で平和の落ち着きを見せてくれます

下界ではツツジや春のリンドウなどはとっくに終わってもう初夏の花盛りです 新聞には立川の昭和記念公園ではシャーレーポピーが満開だと出ていました 

山ではいつものようにいつもの花が咲き乱れ 山自体も変わりなく聳えて ふだんのことが震災をきっかけに平和のありがたさが身にしみてわかるこの頃です ふだんの生活のありがたさを噛み締めなければいけませんね あまりに便利になりすぎた現代はそれが当たり前ではないのですよね 先人たちの多くの努力が積み重なっていることを心に刻まなければいけないと思います
<橙>
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心に刻む (遊童子 )
2011-05-25 14:02:57
橙さん
コメントありがとうございます
お説の通りです
自然に親しんで自然をよく見ているとそれが本当にわかる気がします
毎年毎年多少の前後は自然に調節しても変わらず同じ花が咲き同じ所に同じ感動を残しておき待っている、、、、とても安らぐことですしその中に自然に溶け込んでいる自分を発見することが嬉しい事です

同じ山に同じ風に登っても感じることは夫夫です
日々変わっている様子もないけれど、矢張り変わっています、其処を発見することも楽しい感動です
此れからも注意深く落ち着いて自然が発している
色色な信号を受信したいと願っています
ではまた





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