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遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

鬼子母神

2009年11月12日 | その他
お晩でがんす
私どもの町にある、M寺は鬼子母神をお祭りしている
子供のころからどれほど愉しみの祭りで在ったかしれない
露店が軒を連ね、色色な物を売っている、どれも欲しいし食べたいし買いたい
子供のころの懐かしい思い出の縁日だ
農作業もこの日に合わせて、きちぼうじん、(こちらではこう呼んでいる)までに麦まきを終える事が通例であった
つまりそれ以上遅くなると、時期外れで、豊作が望めないと言う事である



寺の庵主様はもう92歳で御高齢であるが、とても若いし頭も冴えている
ひょんなことから、檀家でもないのに、仕事をさせていただいている
また話しが合って何時も私の健康を気遣ってくださる
恐らくこんな御高齢の庵主様が毎日御本尊様にお願いをしていてくれるので幾たびもの癌に打ち勝っていられるのではないかと思う



お祭りに御奉献を少々持参して昼食を頂いてきた、檀家の皆さまの手ずくりのご馳走は、本当に心のこもった、美味しさであった
今も露店が30店も出て、現代の子供たちのきらきらと光る目が印象的である
夜が本祭りであるが今年は若干霧雨が降っている
[雨降れば米良し]と言う卦が出たと言っていた

  準備中の露店

鬼子母神は、子育てと安産の神様だ
古代インドの羅刹女である、いいかえると鬼女だ、千人もの子供を産み、他人の子供を食って生きていたと言う
其の悪行を直さんとして釈迦が其の内の一人を隠してしまった
鬼子母神は必至に探したが見つからず、最後に釈迦に頼んだところ釈迦に諭されて
自分でもこんなに悲嘆なのだから他人の母もどれ程悲嘆か解るであろう。だから子を食ってはいけないと言われ、
鬼女は釈迦に帰依して子育てと安産の神様に成ったと言うらしい、うろ覚えだが



我が家でも一年の収穫と健康をそして無事に麦蒔きが終えた事を感謝し
「油餅」を進ぜる、油餅とは、黒ゴマをまぶして作る牡丹餅だ
此れが又至極美味い、昔は秋の取り込み仕付で疲れた体を此の牡丹餅で回復させたのではないか、、、油は胡麻油の事だ

此の話若しかしたら、胡麻油で、胡麻化したのかも、、、、、、、、

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
































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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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縁日 (遊童子)
2009-11-13 21:25:41
橙さん、コメントありがとうございます
そうなんです由緒ある縁日で、露店は沢山出ます
当地にしっかり根付いた、縁日で農作業の目安にもなっています
この日を境にこちらでは本格的な冬になります
冷たい雨が降っています
殆どの草や木が枯れたり霜焼けたり葉をおとしたりしています

寒い、暗い、つらい、と言った冬のマイナスイメージばかりではなく、冬の花を探して少しでもあかるい記事を載せたいと思っています

先日の緑花試験は川越会場でした
直さんに会い話をしてきました、
又どんな名前でも良いのでOF会もしてもらいたいものですね

今度は橙さんの方まで遠征したいと思っています
それでは又









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縁日 ()
2009-11-13 12:57:13
こんにちは~
縁日… 久しく聞かなかった言葉です 懐かしく子供のころを思い浮かべました

東京でも結構町内会や近くの小さな神社などでお祭りのときには露店が出ますが 今では役員がテントで出して模擬店と呼ばれることが多いようです 都会では露店商が出す縁日は由緒のある限られたところだけになっているようです

そういえば昨日は酉の市の縁日で関連の神社では熊手が売られたようです ニュースでも出ていました

でもどこでも子供のキラキラした目は変わらないのですね 危険だと外にも出て遊べない現代の子供たち ビデオゲームを筆頭に室内遊戯はたくさんあれど お祭りの縁日の屋台はどの地域でも格別なもののようですね(^^)

鬼子母神や黒ゴマまぶしたぼた餅にそんな謂れがあったなんて初めて知りました 機会があったら子や孫にも教えてあげよう
<橙>
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