遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

錦の絨毯と黄金の絨緞

2010年12月04日 | 
お晩でがんす
昨日の風はまさに冬の嵐であった
彼方此方で被害が出たらしいが、自然の威力はすごい
然し良く考えると昔から、霜の道、、雹の道、夕立の道、、風の道、水の道、等と言う
自然界には道が有った
昔の人はその道を避けて家を造った
今はそんなことはお構いなしで造るその結果が昨日の被害であろう
水害でも同じことが言えるし、土石流や、火山流でも同じことが言える
自然の摂理に逆らって作ったのは何処の何方かと自然は言っている
そして其処が危険と承知していながら、ただ安いから購入した、、、
被害に遭った人は気の毒だが、その分買う時に安く買えて、一度は恩恵を受けているはずである
それを誰かの責任にして騒ぎ立てるのは方向が違うのではないか
人智を超えた力が有るのが自然であり、そこに怖れがなくてはいけない と思う
然し又人知を超えた芸術を見せてくれるのも自然だ
百樹園には昨日の風で「黄金の絨緞」が敷き詰められた



風が敷いた絨緞は其のグラデーションが見事だ
少々離れたところにもみじが有る逆光を受けた紅葉は、絵も言われぬ美しさだ



そして其の葉が散って黄金と真紅でできた錦の絨緞は此れ又例え様がない美しさである
多少栗や、水草、楢、などもい混じるがそれが又奥行きを出している



絵に描いてみたいと思ってもかけない、
自然の芸術はいかなる天才が描いたより綺麗だ
新緑、萌え葉、紅葉、その都度美しさを見せてくれる。そしてその美しさをひけらかさないのが良い
散りながらも板塀の瓦に散りつもり少し遊んでいる



或は雨にも風にも負けずに紅葉を見せていてあるとき突然散る
其の潔さは桜散るに匹敵する
此の真紅も後幾日見られるのか?
百樹園が一番派手に耀くときだ、、、



もう少し楽しんで、今年最後の紅葉狩りを満喫しよう

そんじゃあまたはなすべえ
遊童子


































































































コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 屋敷祭り | トップ | 日の出 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
錦の絵巻 ()
2010-12-05 12:49:23
こんにちは、お久しぶりです
今日は休日出勤で昼休みに時間が取れたのでしばらくぶりのコメントです

このブログにお邪魔し始めてもう1年以上になるのですね イチョウとモミジの紅葉で思い出しました 昨年も見事な紅葉の写真を拝見したと思います
毎年変わらず錦の絨毯を楽しめる日本の自然は嬉しいものですね 諸外国では日本のように紅葉を楽しむ一般人的な習慣は無いそうですね 古来からの日本人の伝統文化なのでしょうね これも日本の自然が豊かだからなのでしょうか 京都のモミジのように人工的な思い入れも昔からの日本人の感性が育てたものなのでしょうね
都内の紅葉もずいぶん進んで昨日までの風でずいぶんと寂しい姿になってきました まだ少し楽しめそうですが いよいよ東京でも冬の訪れが近づいてきたようです

師走に入って忙しい日々が続くと思いますが お身体に気を付けてください 我が家では2週続けて休日にダウンしてしまいました
<橙>
返信する
綺麗! (チョキ・チョキ)
2010-12-05 15:14:52
百花園の紅葉綺麗ですね
散りたての紅葉は、京都の境内を思わせます

嵐吹く師匠の山のもみじ葉は
       百花園の錦なりけり by チョキ法師
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事