遊童子のひとり遊び

日々の生活の中で心を休ませる時間と趣味を独り言の中で話すブログです

銀杏はもういらない!

2018年03月31日 | 年中行事

おばんでがんす

百樹園の西の端に公孫樹が9本寄せ植えに成っている

植えた時にもう既に木自体に大きさの優劣が有ったので、寄せ植えの為もあって中の五本が大きく成長した

遠目には一本の大きな公孫樹に見える、それも狙い目で有ったので見事に成功した

毎年かなりの銀杏が成る様になった、ところが一本だと思っていたら実は二本雌木が有った

此れが16メートルほどに伸びて成るは成るは、それが道路に落ちて車に踏まれる

道路が汚いのと匂いが物凄いのに閉口してきた、終に銀杏はもういらないと言う事になった

そして今回全ての銀杏を拳仕立てにする事にした

 高さは12ⅿ以下にする事にした、なぜならばこの剪定用の高所作業用の籠が12mだからだ

自社の機械で有るからこれで剪定ができる範囲とした

吊るし伐りと言う切り方で枝や幹の上部などを切断する予定のすぐ下に滑車を付けてこれをロープで結び

固定してゆっくりと下げる手間はかかるが危険のない周りを痛めない切り下げの方法だ

昔若い衆のころ、仕事があまりなくて、空師、という仕事をした、住宅の近くの木の枝詰めをしたり「「薹詰」

をしたり、或いは天然記念物樹の枯れ枝切りや、社寺の大木の枝切などが主な仕事であった

高い所で怖い思いもしたがなかなか面白い仕事であった、其の事が今に生きて居る

木は無風の様であっても高所では揺れるし作業車も微調整が難しい

愈愈最後の木の天端部分を切り落とす、此れが一番難しい、慎重に上下で声を掛け合って施工する

天辺部分を切り落とすのだが滑車の付け替えをして適宜の場所から伐る。伐った瞬間にロープに、急負担がかかりぶら下がる、下でロープ操作をする者も、二段巻きをしてショックに備える

此の時のロープ操作が難しく緊張過ぎれば切断の恐れがあるし緩すぎれば落下してしまう

阿吽の呼吸だ

隣りの欅も整枝の為の枝打ちをした、さらに其の北の真手葉椎の木も道路に出ている部分を切りそろえたり

更にその北の楠も道路に伸長している枝を伐り上部に伸びすぎている部分を伐った、ほぼ10ⅿ程にした

直径5センチ以下の物はチッパーで破砕し、それ以上太いものは薪ストーブの材料にする

写真の重機のバケットに大凡1㎥が入る都合七台の破砕チップが出た

畑に、撒いて腐食を待ち肥料にする予定だ

この秋からは悪臭に悩まされづに済むだろうし道路事情の苦情も無くなるだろう

偶偶急に寒い日が来てすっかり清清した樹々たちが風を引くような姿に成った

人間の勝手な都合で植えられたり伐られたり、、、植物も可哀相なものだ

 

そんじゃあまたはなすべえ

遊童子

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