「私の赤ちゃん、大切に育ててあげて」。抉られた腹部にへその緒だけを残した女性の変死体が次々と発見された。高校教師の雅斗は、親友の恋人が犠牲になったことから調査を始め、被害者全員が死亡前に、赤ん坊の泣き声が聞こえるメールを受信していたことを知る。“ベイビーメール”という題名のそれは、恋人である朱美のもとにも届いていて…!?雅斗は恋人の命を救うことができるのか―山田悠介初期の傑作都市型ホラー!
最後のシーンは誰もが鳥肌を立てるだろう。生命の象徴である子供達に命を損なわれることほど酷なものはない。
感想にも書いたことだけど、生命の誕生とは、ある種の不可解さが伴うと思う。人の思考が決して及ぶことのない領域があると思う。その概念をオカルトに置き換えて展開した著者の発想は素晴らしいと思う。
子供という存在は、人の運命を大きく左右する力があると思う。
この一言に尽きる。
『@ベイビーメール (角川文庫)』の感想
生命の誕生とは、色々な意味で不可解さが伴うのだと思った。
子供という存在は、人の運命を大きく左右する力があると思う。
#ブクログ
生命の誕生とは、色々な意味で不可解さが伴うのだと思った。
子供という存在は、人の運命を大きく左右する力があると思う。
#ブクログ