私たちが子供の頃、親や育ての親に育ててもらいました。
育ててもらうとは別の言葉でいうと「何かが起きている」ことを学ぶことだと思います。
つまり、何も起こっていないのに、形に名前をつけて、現象のあれが起こった、現象のこれが起こった、と学んでいきます。
本来、私たちは何もない世界にいるのですが、何かが起こったと学んできたために起こっている世界で起こるという夢を見ているんですね。
親が悪いと言っているのではないです。
育ててもらうとは生きるための知恵であります。
やがてこの知恵も変わって老子の言う世界に変わるものと思われます。
変わると言っても元に戻るだけですけどね。
今日もこの未完成で完成された夢を生きましょう。