ゆるい遊び

私という枠組み

普段、多くの人から言われるように考えることは大切だ、もっと考えろといったりします。

確かに、多くの人からいわれるように将来の心配を考えて対策を練るのは大切です。

忙しい社会生活を送りながら考えますと無駄な思考が削ぎ落とされたりします。

そこからさらに無駄な思考を削ぎ落としますと、「私」が消えます。

思考とは、自我(エゴ)であり、私という夢です。

私が消えますと、そこには空が広がっていることでしょう。

私が消えるとは境がなくなることをいいます。

なあんだ、心は、無限だったんだ。

そんなことを思い出します。

いえ、元々心は無限なのですが、私という枠組みが無限な心を制限しているように錯覚していたのです。

そして、やがて、この時の感動にも慣れて日常に戻ります。

そんな最終地点の日常を私たちは、何気なく過ごしているのです。

そのままでよかった。

日常に感謝しているだけで誰もが救われていた。

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