Pohon Musik   Yuri*Maki + いっち

私たちの音楽が木のように大きく育ちますように。私たちの活動で木を増やしていきたいな。ガムラン音楽活動の記録

思い出2

2010-01-26 | 日記
バリで御世話になったお家の近所のバンジャールで、

子供たちの踊りの踊りの発表会がありました。

みんな可愛い。




表情がもう悩ましいよねー



赤いトペン(お面)をつけて、ジャウック・クラスを踊っているのは

仲良しのADIT君。



まだ小学校6年生なのに堂々としたものだー。

去年より上手くなってた。


バリではよく子供たちが踊りやガムランの練習しているところをみる。
繰り返し繰り返しやって、体にすりこんでいく。

遊ぶときも、踊りやガムランやワヤンごっこ・・というか、
遊びの中で、急に演奏し始めたり、踊り始めたりして。
飽きたらやめて、そういう風に音楽が生活の中に自然にある。
(もちろん、ボール遊びやゲームもみんなやってるけど。)

楽譜なんかないし、たとえば楽器がなくても唄がある
自分で紙で作ったワヤン人形もあり、映すための火がなくても太陽と影がある。
とても自然で、素敵なことだ。



思い出 第1段

2010-01-16 | 日記
バリの思い出 第1段は、ワヤン(影絵)のこと。
たった2週間弱の滞在で、4種類のワヤンを観ることができた

まずは、

【ワヤン・パルオ】 ウブドなどの観光客用にもよく上演されている、グンデル4台を使ったマハーバーラタ物語一番シンプルなスタイル。

この時は、私がいつも修行しているスカワティ村で、友達のお母さんが亡くなってしまい、その御葬式のような儀式の時に上演されました。
・・だけど、内容はかなり御笑い物村人みんな大爆笑の夜でした
私もグンデルを一緒に演奏させてもらいました。

【ワヤン・ルマ】  火を使わないで上演します。儀式やお祭りで上演されます。
 
デンパサール・タンジュンブンカ地域のまだ高校生の若いダラン(人形遣い)による上演。
前回見たときより上手くなっていた。かっこいい


【ワヤン・ウォン】 人間がトペン(お面)をつけて踊ります。演奏はグンデルと鳴りものでバテル形式。

初めてみた。サヌールという地域で上演されているものを、デンパサール・タンジュンブンカ地域の子供たちが練習して、12月31日の年越しイベントで上演しました。
グンデル10台くらいで演奏だったかなあ。迫力ありました。





【ワヤン・タントリ】  バテル形式で、グンデル・ランバットという楽器で演奏します。

昔々、タントリさんという語り好きな人がいて、その人が集めた御話を上演します。

動物がたくさん出てくるのと、出演する人形も個性が強く、ダランのウィジャさんの声芸と、面白いネタと、動物たちのリアリティ溢れる動きと、ユニークな即興によって、正直まったく理解できないバリ語(注:インドネシア語とバリ語は別物です)を使用するワヤンも、大変面白く観ることができるし感動します。
私はスリン(笛)で参加させてもらいました。

時には、鏡の人形を使って3Dのように浮き上がるような影で上演することもあります。
ハリウッド・・アバター・・・うふふ、バリにもあるって。3D!!


そんなことで、かなりがっつり紹介しましたが、まだまだ全然書き足りないくらい愛するワヤンです。
写真が少なくて申し訳ないですが、写真とってるといいところ見逃しちゃうからね
もし皆さま観ることがあれば、スクリーンの前じゃなく後ろから観てみてください。


最後に、師匠と一緒にグンデルを練習するMAKIちゃんの写真です(小さくて見えないー)。


          
         

音楽は素晴らしい!!

2010-01-12 | 日記
あけましておめでとうごうざいます。
昨年はたいへんお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始のご挨拶が遅れてしまいました。

ゆりまきは、BALIで過ごしました

もー、これでもか!! という程の練習やワヤン(影絵)などなどのスケジュールでした。凄い疲れてしまったけど、すごく充実した2週間。

久しぶりにワヤンに入れてもらって演奏させてもらって、
みんなの愛を感じ、「あぁ、私の居場所をつくってくれるんだ・・」
と、嬉しかったです。
1年ぶりなのに全然久しぶりな感じがしなかった。

でも、忘れている曲もあり、演奏についていけない部分もあり、大反省でしたが。

でもでも、凄く楽しかった。
それから、バリ人の友達も日本人の友達もみんな頑張っていて、元気をもらった。


思い出話と写真は後日少しづつUPしていきますね。

昨日、遅ればせながら映画“THIS IS IT”を観ました。
マイケルは真面目で誠実でやさしい凄く素敵な人でした。


今年の、のっけから「音楽って素晴らしい!!!」という状況と気持ちでいっぱいだぁ。