2月23日(土)
今日はめずらしく弓を一度も手にしませんでした。
朝からお休みなのでゆっくり睡眠をとり、お昼前に道場へ行って替弦をつくったり、矢の手入れ
をしたりとのんびり気分。
午後から精力的に修練に励むつもりでしたが、3月に審査を受ける人たちの練習を観ていた
ら、つい引くタイミングを逃してしまった。
射技射法の細かい技術を看取るのは難しいことですが、気合とか気迫とかは肌で感じること
はできます。 まあそこらへんは置いといて、体配を教本の基本の姿勢、動作に則り、自分の
意識と重ねながら観ているとたいそう勉強になります。
基本の動作の注意点八つをしっかり意識しているかどうかは観ていると以外に分かるもので、
これはいくら言い訳してもごまかしようもなく、第2の師匠にも散々指摘されていることです。
こんなところが弓道に取り組む姿勢として顕れてくる・・・。
「錬士の義務と責任」
錬士は五段以上の段位を有し、「志操堅固にして弓道指導の実力を有し、且つ精錬の功顕著
なること」を具備することと、全日本弓道連盟は規程しています。 従って、錬士である方はそ
の条件を満たしているか、少なくとも将来に亘って十分な資格の保有者とならなければなりま
せん。 そのためには・・・・。
と、冊子「錬士の心構え」には書かれています。
三木弓道会の有志の方々にお祝いしていただきました。
自分の部屋には飾れませんが、嫁さんの部屋できちんと手入れしてもらおうと思います。
道場のみんなからいただいたお花も、ちゃーんと嫁さんの部屋で生きておりました。
たまにしか覗きませんが・・・・
この席でのN先生のお話し。
「錬士という称号をとれば名実ともに指導者になるのだから間違ったことを教えたらあかん。
これはこうだからこうなる・・・というきちんとした理由づけが必要になってくるからたえず勉強
せんとねえ」
冊子「錬士の心構え」にもあります。
「弓道の極意は「基本」にあるといっても間違いありません。 弓道教本を中心として研鑽努力
する勤勉さはまず必然です。」と・・・・。
称号の審査を受ける目的は何か?
自分と弓道の関係をじっくり考えてみることも有意義なことだと思います。
たくさんの方々より随分と身に余るお祝いをしていただきました。
心より感謝しております。
そしてその感謝の気持ちを覚悟に変えて、みなさまの期待に応えられるよう真摯に取り組ん
でいきたいと思っています。