曲と曲の合間の、次にどんなことが起こるんだろうっていうホラー映画を見る感覚にも似たスリル(あんまり見ないけど)。
息をのんで見守っていると、聞きなれた旋律の美しいアレンジが流れ始めてほっとしてっていうその緩急のつけかたも秀逸です。
#06 FIND THE LIGHT/BLUE BOUNDARY
量さんひとりステージ中央で、静寂の中タットソロから。
FIND~とBLUE~、この2曲のミックスって意外でしたが、とても良かった。
ライブ中盤で長くて動きも激しいのこの選曲。
休むヒマもほとんどなくて一番疲労を感じているところでしょうが、一瞬も乱れず踊りきったのはさすがです。
#07 MIND SHIFT
一列になってのアルゴリズム体操?からいつもは始まる曲ですが、360度の今回は各々東西南北にばらけた位置から。
千手も途中くるりと向きを変えて表だったり裏側を見せたりのサービスぶり。
わたしから見えた最後は裏側からの千手観音でした。
順番に腕を上げていく場面、人間の動きだけでこんな表現ができることに改めて感心です。
ここだったかな?メンバーさんがはけていくときに客席のすぐわきを通りぬけていきました。
近くにいたお客さんはラッキーでしたね。
#08 BE MAN MACHINE
この曲は??
CDに入っていたタイトルですが、うーんどんなだったっけ^^?
曲名を知ってから見ていたら、パフォーマンスの意味を知れたのかも。
#09 MACHINE CIVILIZATION
この曲もほぼ裏側からの位置になりましたが、元気さんの「ポッケに手を入れふんばって二人の男を支えるりりしい姿」も
ジョニィ&ゆうすけの「ふわふわマジック」もバッチリ見えました。
ってここまで裏側を見せてくれるともはや「マジック」ではないですね
ゆうすけさんを抱え上げる前、ジョニィさんはいつもゆうすけさんの背中を見る感じで中腰でスタンバっているのですが、
今回は客席をむいていました。(表情は見えず)
遠目だったのだけど、ジョニィさんゆうすけさんの体をちょっと膝に乗せるというか、膝で支えている感じなのかな。
終わったあとのジョニィさんの顔が相変わらず真っ赤でカワイイ
#10 AQUARIUS
曲とMVは一番と言っていいほど大好きなんですが、テレビやライブだとちょっと弱い?って個人的に思っていたAQUARIUS。
今回は予想をはるかに飛び越え、ダンスと光と映像と音楽のコラボが最高にマッチした幽玄な曲に仕上がっていました。
床に寝転んでの、万華鏡のようにも雪の結晶のようにも見える動きに水の文様が浮かび上がってそれはそれは美しかったです。
音楽も会場では気づかなかったのですが、あとでCDを聞き返したらレコードのようなノイズがはいったノスタルジックな出だしで、
聴きながら思い出していると涙腺は崩壊、号泣ものです。
それにしても寝転んだスーツの男性が美しいってどういうんでしょうね^^;?
#11 2012
モニターは世界各地の様々な映像を映し出してました。
わたしから見えたのはやっぱり裏側メインでした。
しかし手が伸びるまーくん、あきさんりょうさんの4本の手にバシバシやられているときのジョニィさんの表情。
こういうことになっていたんだーって面白かったです。
残念ながらりょうさんコプターの裏側はみることができませんでしたが。
あれはもう封印なんでしょうかね見たかったなー。できればMVにしか出てこない、うっちーの首が落ちるところも。
そしてラストへのスパーク。壊れるんじゃないかと思うほど体中を思い切り使った動き。
一気にはじけてエンディングへ―。
拍手は鳴り止まなかったけど、アンコールはありませんでした。
その時は物足りないと思いましたが、今思うと「第一章」の終わりとしては「2012」のラストにはじけて終わったこと、
冗長にならず、一番良い終わり方だったなあと思います。
元気さん以外のメンバーさんのトークもなかったですが、その代わりにパンフレットで想いを語ってくれていますしね。
すべてがドラマチックで音楽ライブというより演劇とかアートをみている感覚でした。
既存のものを打ち破った「WORLD ORDER」という新しい芸術のジャンルが、このライブで確立されてると思います。
演出も音楽も映像もみんな素晴らしくて。
特に今CD聴いていると曲のアレンジだけでもどれもこれも感動的で。
すごいよー、今井さんちょっとファンになっちゃたよ(笑)
ちなみに私の席がオケピのわりと近くだったので、結構今井さんのお姿を拝見しました。
メンバーさんの最近のダイアリーでは、皆さん余裕がなさそうで心配になりましたが、
ライブを見るとそりゃこれだけのものを創りあげるとなると相当大変だよなって思いました。
ひとつの目標に向かって、こころをひとつにして駆け抜けていった数か月。
その苦労が次のステップへ繋がることと思います。
そして総合プロデューサーたる須藤元気さん。
いろいろな才能に恵まれた方です。
だけど、ひょうひょうとして見せているけど、本当は結構ストイックに努力を重ねていると思います。
WOに出会わせてくれたこと、感謝しかありません。
確かに伝説のライブでした。
WORLD ORDERの第一章の終わりを、こんなに最高の形で目にすることができて良かった。
すでに幕が上がった第二章も期待しています
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