今日は常任委員会が開催されました。５つの常任委員会がありますが、いずれも午前10時から行なわれました。私の所属している委員会は、環境経済委員会です。委員会では、予算議案以外の2011年度補正予算と条例議案、陳情が審議されました。
補正予算では、２月議会で計上される幕張メッセ建設事業負担金が中心に議論されました。幕張メッセ建設事業負担金は、平成９年に県と締結した覚書によって、平成40年まで負担金の限度額を市が負担するというもの。これまで６億８千万円でしたが、今年度は限度額２億２千万円の県へ支払います。これまで累計で126億５千万円、今後も残額37億４千万円を一般財源（市費）で負担しなければなりません。
中小企業金融対策事業では、利子補給金と貸付金（預託金）73億円が計上されています。当局は震災の混乱は収まったものの、景気の動向による影響があるため、振興資金や環境経営資金のニーズが高いとのことです。「相談や融資については丁寧な対応を」と求めました。
競輪事業特別会計については、昨日の予算審査の際の質問も含めて、あらためて今後の方向性について質しました。「売り上げは右肩下がり、経営改善などで継続するが、千葉公園を含め一体的に検討が必要」ということで、関係部局と協議するとのことです。一般会計への繰り入れをするという本来の役割を果たせず厳しい状況にあります。競輪場で働く従事員の雇用になっているので、「廃止する」ことは難しいのが現状です。競輪事業のあり方については、ぜひご意見をください。
