佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

公園トイレの快適化や、誰もが遊べる広場づくりの今後の展開について質問



 昨日の都市局の予算審査の続きです。公園トイレの改善や、誰もが遊べる広場・公園が求められていること、市営住宅の修繕についても取り上げました。

 公園トイレの快適化について、公園トイレに対する要望は多くあります。公園トイレの耐用年数・使用見込みは国土交通省が定めた「公園施設長寿命化計画策定指針(案)」を準用して、主たる構造により区別し、コンクリート造は60年、アルミサンドイッチパネルと木造は43年、FRP(繊維強化プラスチック)造は24年となっています。市は建て替えの優先順位について、「設置からの経過年数や施設の劣化度、利用者数を踏まえ検討しており、建て替えるトイレの規模や設備仕様などの詳細についても、今年度内のとりまとめに向けて、現在、作業を進めているところ」と答えました。今後、経過年数や劣化度合いなどを含めて、建て替えの内容が示されるようです。
 また、トイレの清掃回数の現状と新年度の回数増の詳細と、清掃の際の点検項目については、これまで、身近な公園のトイレについては、都心部を除き、週に2回の清掃を実施しています。来年度は、週2回の清掃を3回に増やす予定ですが、利用者数の少ないトイレについては、週2回を継続するとのこと。清掃時の点検については、トイレットペーパーの有無を確認し、必要に応じて補充を行うほか、便器の詰まりや設備類の漏水、その他破損している部品の有無等を確認しているとのことでした。
 地域からトイレの洋式化や構造についても要望が出されているため、別途、要望を出すことを担当課に伝えました。写真は高浜地区にある公園のトイレです。



 誰もが遊べる広場づくりについて、花島公園についてワークショップなども行なって選定したとのことだが、選定までの経過や意見交換の内容とともに、同公園にインクルーシブ遊具の整備を行う方向なのか質しました。
 市は、「昨年の10月から12月にかけて行ったワークショップには、障害者団体及び子ども会の会員、障害者福祉の学識経験者など様々な立場の方にご参加いただき、合計3回実施。ワークショップでは、まず、市原市の上総更級公園のインクルーシブ広場を見学して先行事例を確認するとともに、本市におけるモデル公園の選定や広場整備に求める条件などについて、グループに分かれて意見交換とそのとりまとめを行いました。参加者からは、『障害者等用駐車区画やバリアフリートイレが近くに欲しい』、『安心して遊べるように管理者が近くに常駐して欲しい』などの意見があり、それらを踏まえ、花島公園を選定し、同公園の広場の一部にて整備を進める予定」と答えました。
 次年度以降の展開について、市は「モデル広場の整備を着実に進め、その後の展開については、モデル広場の利用状況や課題等を踏まえながら、検討していきたい」と答えました。写真は豊砂公園のインクルーシブ遊具。



 市営住宅の修繕について、美浜区に整備されている高浜第1から第4団地の空き家の住宅戸数の割合は10%台となっています。上層階での空き家住宅も見受けられるので、今後、大学等が近くにはありませんが、学生の入居などで空き家住宅の解消など、党市議団が提案しているような施策が必要ではないかと思います。
 老朽化では外壁や集合ポストの破損、その周辺の塗装や壁の破損などが目立っています。高浜第2団地の方やその周りの方から修繕が必要ではないかと要望があります。私から高浜の市営住宅の修繕計画についてただしました。市は「今後5年間のうちに、高浜第2団地の外壁改修を実施する計画はないが、外壁などの破損については、住民の生活に支障を来すことのないよう個別の修繕により対応していく」と答えました。
 写真は高浜第2団地のベランダ側の外壁の現況です。

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