佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

放射性セシウム検出問題で、新港清掃工場を調査

 先日お伝えした通り、7月25日に千葉市は、新港清掃工場で、ごみの焼却時に発生する飛灰をさらに溶かした際に出る溶融飛灰から、1キロあたり1万2,950ベクレルの放射性セシウム。さらに、この溶融飛灰を固めた固化物からも9,320ベクレルを検出したことを発表しました。環境省が一時保管を求めている1キロあたり8,000ベクレルという基準を超えているために、国が処理方針を示すまで工場内で4.2トン保管されています。
 今日、市議団から、野本市議・あぐい市議・もりた市議・私の4名で同清掃工場を調査しました。始めに職員の方から概要について聞き取りを行なった後に、保管場所にも行きました。


 この場所は、ごみを搬入する工場2階部分にあります。立ち入らないように、シャッター前に『放射能汚染物保管・立ち入り禁止』の表示がされています。


 党市議団で持っているガイガーカウンターで、シャッターの前で測定した時は、0.14~0.15マイクロシーベルト/時でした。


 シャッターをあげていただいて、保管場所の奥にある飛灰と固化物とは別の溶融炉を停止した際に内部に残された灰2.8トンに測定器を近づけると、0.7~1.37マイクロシーベルト/時と高い値を示しました。
 市の測定は7月15日です。それまで原発事故後から測定日までに、若葉区にある新内陸最終処分場に約380トン埋め立てられています。埋め立てに関わっている労働者の健康への影響も心配されます。
 放射能は目に見えない物質であり、原発事故は広範囲にわたって影響を及ぼしていることが分かります。党市議団として調査を継続して行なっていきます。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「千葉市政・議会」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事