昨日行なわれた環境経済委員会の続きです。請願・陳情の審査の前に補正予算や議案を審議しました。
市民局からは、「若葉区高齢者対策地域予測システム」の構築に500万円を追加し、地域住民が情報を書き込めるようにしたり、先進事例を紹介する動画を作成するなどの機能が追加されるというものです。このシステムの周知をし、市民に活用していただけなければならないと思います。もう一つが花見川区宇那谷町の宅地開発されたところについて「み春野」という新たな町名への住居表示の変更を行なう案件でした。960世帯3,220人、法人19事業所がこの地域にあります。以前、もりた真弓市議がこの地域には学校がなく、国道16号を渡って学校に通っている実態を示した地域です。
環境局は、緑区平川町に放置された産業廃棄物について、その支援除去事業を行なうというものです。私が議員になる前からの事案で、業者が不適正な保管行為によって、５万４千立方メートル堆積し、高いところで18ｍにもなるとのことです。他にも再発させないために監視パトロールも強化されています。昨年、ある内装業者による不適切な排出行為を未然に防いだとのことでした。周辺への影響が出ないように対策を十分に行なうよう求めました。
この他、官公庁が発注する大気常時監視自動計測器について談合があり、千葉市が被った損害について賠償をおこなう訴えの提起。
経済農政局からは補正予算で、福島原発事故による風評被害への対応として融資をうけた農家への利子補給と高病原性鳥インフルエンザの被害を受けた農家についても利子補給をおこなう議案がありました。
環境経済委員会で審議する議案は、全員賛成でした。
写真は、稲毛海浜公園にある風力発電設備です。
