佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

一般質問を行いました…子どもルームについて

 千葉市は今年4月から小学4年生を対象にした高学年ルーム(学童保育)を設置しましたが、高学年ルームは専用室なし、おやつなし、遊具なしの状態です。また多くのルームでは延長保育の時間には部屋を移動しなければなりません。
 子どもルームの待機児童は、4月1日現在の子どもルームの待機児童数は、1年生82名、2年生74名、3年生54名、4年生から6年生まで170名、合計380名となっています。低学年ルーム入れず、高学年ルームを利用する3年生126名をあわせると、506名となります。それにもかかわらず、今年度は子どもルームの新設、増設の予算は組まれていません。
 3年生を高学年ルームに入所させるのは、子どもの最善の利益を考慮して育成支援するという観点から外れているのではないかと質したのに対し、「低学年ルームとの違いを理解した上で入所していただいている」との答弁。
 小学校3年生で高学年ルームに子どもを預けている関係者からは、「昨年度まで低学年ルームを利用していた2年生の子どもが3年生になって、今年度は高学年ルームを利用せざるをえなくなりました。この高学年ルームは家庭科室でエアコンがない、遊具もほんの少ししかない、2年生の時にやっていた工作もできない、おやつもないために帰る頃にはお腹をすかせて、家まで我慢できないために、お菓子を食べさせている。夕方に食べるために夕飯をまともに食べられない」や、学校施設を使用するため、セキュリティ上、「お迎えの時にはインターホンで呼び出す形で、高学年ルームの中の様子が伺えない。どんな遊びをしているのか、わからない」などの声が寄せられました。

 子どもルームについて、特別教室の活用をすべきでないと質したのに対して、「児童の安全確保や資産の有効活用等の観点から行っていくものであり、今後も同様の手法で開設していく」とのこと。私からは「現状でも保護者や関係者から、4月からスタートした高学年ルームに対して、エアコンの設置、おやつの提供、生活に必要な備品や遊具の必要性などの意見や課題が出されているのですから、千葉市は真摯に向き合うべき」と訴え、子どもの最善の利益」のために施設整備、運営を行なわなければならないのにもかかわらず、資産の有効活用の観点を持ち出すことはしてはなりません。いまを生きる子どもたち、将来の子どもたちに我慢を強いることは決してはならない」と施設整備の重要性を求めました。

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