６月15日から、千葉市立病院再整備基本構想案のパブリックコメント募集が始まっています。今年２月に発表された案に基づき、あり方検討委員会が開催されてきましたが、３回のうち２回は新型コロナウイルス感染拡大の影響により、委員会開催でなく、ヒアリングという形がとられました。
この構想案の中心は、市立海浜病院を新病院への建て替え移転とともに、救急医療や感染症対策を担う青葉病院の産婦人科・小児科の入院病床など約40床削減するというものです。あり方検討委員会は、この基本構想案に意見書を出して、「概ね妥当」としました。
新型コロナウイルス対策に見られるように感染症対策は、これまで以上に重要であり、公立病院が市民の命と健康を守る最後の砦として求められているものです。基本構想案に対するパブリックコメント（市民意見）を寄せて、公立病院こそ充実するよう、ごいっしょに声をあげましょう。
