佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

保健消防委員協議会で墓地行政のあり方を学ぶ


 今日午前10時から開かれた、委員会発議に係る有識者を招いての講演会「今後の墓地行政のあり方」に参加をしました。講師は、株式会社 第一生命経済研究所ライフデザイン研究本部研究開発室主任研究員をされている小谷みどりさんです。
 日本の墓地のあり方について歴史経過を踏まえての講演でした。「○○家の墓」は日本の伝統はなく大正時代からということで、継承していくのも日本だけとのこと。無縁墓の増加は三世代同居率の低下やひとり暮らし高齢者の増加、生涯未婚高齢者の増加によるとのこと。
 墓地に対する意識についても多様化して、「今の家族でい所に入るお墓」「お墓はいらない」が全体の約45%を占めています。合葬墓についても「継承問題から普及はやむを得ない」と回答する方が約50%となっています。
 講師の方からは、「墓地は余っている状況にある」「公営墓地思考が強く、安い、安心感がある」「無鉛化させない墓のあり方」「少子少死時代を見据えた長期的視点を持って」とのまとめがありました。
 いずれ考えることだと思っていましたが、身近に感じる内容で、参考になりました。

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コメント一覧

佐々木ゆうき
民間墓地の整備がどこでも問題となっています。造り続けなければならないというのは、お墓で利益をあげようとする業者にとって死活問題となっているとのことです。横浜では新たな民間霊園の整備はできないようです。死後まで格差をつけられることはあってはならないと思います。
支持者
お墓。高齢化が叫ばれている現状で、微妙な問題ですね。葬儀業界では千載一遇のチャンスとばかりに、派手なコマーシャルを流している例を見ると不快感を禁じ得ませんが!「ゆりかごから墓場まで」社会保障の原点から見たら、公営墓地の整備がいいんじゃないかと思いますが…死後も尚、貧富の格差をつけられるのではあんまりだと思うのですが、どうなんでしょうね?
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