今日、野本信正市議(若葉区)が一般質問を行いました。質問の中で、美浜区民にはあまりなじみがないかもしれませんが、清掃工場で出された飛灰などは、若葉区に立地する新内陸処分場(一般廃棄物最終処分場)に埋め立てられています。同施設の建設にあたっては、市と地元の話し合いの中で合意を得て実施され、地権者をはじめとした自治会などの協力なしにはできなかった経過があります。しかしながら、処分場の使用可能期限は12~13年先と期限が迫っています。
また、雨などの浸出水を処理しなければならず、年間1億円の費用がかかるとされています。
野本市議は、全国の最終処分場を調査し、北海道十勝環境複合組合が運営する最終処分場「うめーるセンター美加登」は処分場全体に屋根を付けて雨水を遮断しているために、処理した水は施設内の飛散防止に散水する水として使う循環システムがあり、維持管理費を抑制でき、埋め立て終了後は屋根付きのスポーツ施設に活用できると説明されていること。千葉県内では、香取広域市町村事務組合の運営する伊地山一般廃棄物最終処分場について、屋根付きで、廃棄物貯留を6槽設けて、埋め立てが終わったら、次の槽へ移動し、屋根も移動する仕組みになっており、こうした先進事例を紹介し、市に見解を求めました。
市は、「埋め立て作業における粉じんの飛散防止、騒音対策などの対策に有効。周辺に与える影響を低減している先進事例として、次期最終処分場検討の参考にしていきたいと考える」と答えました。
この他、高齢者、体の不自由な市民のごみ出し支援、街路樹、防犯街灯、商店街街路灯、市有施設の適正管理について質問を行なっています。
明日は私も一般質問を行いますので、今日はこのあたりにします。
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