佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

共生社会の実現を!特別委員会の学習会に参加


 今日は午後からの議会ですが、午前中に地方創生・オリンピック・パラリンピック調査特別委員会として全議員を対象にした学習会がありました。「東京2020パラリンピックに向けて~共生社会実現への道~」と題して、日本障がい者スポーツ協会常務理事、日本パラリンピック委員会副委員長の高橋秀文氏が講演されました。講演の資料などは撮影できないため、市役所1階ロビーに設置されているパラリンピックまでのカウントダウンの表示板です。
 同氏は、東京ガス株式会社に入社し、部長や執行役員を務められ、2015年4月に協会や委員会に出向しています。

 ご本人曰く、「3年前まで無関心だった」とのこと。しかしパラスポーツに触れる中で変わり、講演の冒頭に「パラスポーツ選手に触れて魅力に感じてほしい」「共生社会の実現を」と話されました。あらためて、日本におけるパラスポーツがまだまだ諸外国に比べて普及や推進が遅れていると感じました。ヨーロッパでは「エリートスポーツ」として位置付けられていることからも、同氏は「社会変革の祭典」であり、物心両面のバリアをなくすことと人間の可能性を追求することが、共生社会につながると語りました。
 2012年に開催されたロンドンオリンピックで日本選手団は過去最高のメダル数となり、パラリンピック開催(8月29日~)前の20日に銀座の凱旋パレードが行なわれ、パラリンピックの位置づけが日本では浸透していない残念なこととして示し、東京大会での開催基本計画にも「パラリンピックの成功が極めて重要」と強調されるなど、大会までの取り組みがいかに重要であるか、意識の改革が求められていることなどが話されました。

 この間行なわれたパラリンピック大会の映像や、世界や日本の大企業が作成したCMなども示され、障がい者がいることは当たり前であり、「失われたものを数えるのではなく、残された機能を最大限生かす」というパラスポーツの基本理念を、学校現場で子どもたちと、選手と触れあう中で、その実践をされていることが伺えました。ご講演いただき、ありがとうございました。

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