千葉市のすべての要望を伝えるとなると、1時間の懇談の中では、選んで発言しなければなりません。懇談できるのも挨拶等を除くと30分強でした。
私が要望として発言したのは、「無料低額宿泊所の法的整備について」「東京大学の緑地植物実験所の存続について」でした。発言の要旨は、続きを読むのほうに後ほど載せます。
国会までは、東京メトロ(旧営団地下鉄、こちらのほうが馴染んでいる方が多いのでは)を利用しました。新検見川から国会議事堂前まで480円、総武快速などでは220円~300円新たにかかります。地下鉄は便利です。
発言の要旨です。
「東京大学「緑地植物実験所」の存続について」
今般、東京大学から、千葉市花見川区の「緑地植物実験所」を、西東京市の多摩農場へ移転するとの計画が示されています。同実験所に隣接する東大グランドで発見された「大賀ハス」は、千葉県の天然記念物に指定され、また、千葉市の花に指定され、2,000年前の「大賀ハス」を系統保存しています。
地元では、「ハス祭り」などが開催され、夏の風物詩として定着しています。地域の小学校、中学校の校歌にも唱われていたり、勉強のため子どもたちが同実験所へ訪れます。
こうしたことからも、県・市、地域にとってかけがえのない優れた研究施設であり、また4.7haにも及ぶ広大な敷地は、市街地に残された貴重な緑地でもあります。
東京大学「緑地植物実験所」の検見川での存続について、特段のご配慮をいただきますよう要望いたします。
「無料低額宿泊所に対する法整備について」
千葉市には、「無料低額宿泊所」の施設が17施設あり、入所定員が1,000名に対し、現在913名が入所され、その内870名が生活保護受給者です。
入所者から徴収している利用料は約9万円、2食付きで部屋は1K。トイレ、浴室、洗面所などは共同であるのに、非常に高い利用料を払わされています。
千葉市は、「運営等に関する指針」に基づきガイドラインを制定していますが、法的規制がなく、事業者は届出だけで運営できることになっています。これを悪用し入居者を働かせていながら、生活保護を受給している他市からホームレスを入居させ、利益優先の事業を行なっているのがほとんどです。
また、施設の近隣住民からも疑問と不安の声が寄せられています。
現行の届出制度を見直すなど、施設及び運営に関する法的規制を強化されるよう要望します。
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