佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

議会開会、吉田まさよし市議が条例提案の説明


 今日午後1時から千葉市議会が開会しました。新任の局部長が副市長から紹介されました。その後、市長からの今後の市政運営にあたっての所信表明がありました。さらに、永年勤続議員表彰があり、日本共産党千葉市議団からはもりた真弓市議と私が全国市議会議長会から表彰を受けました。

 市長からの今議会の議案の提案の後に、吉田まさよし市議が、千葉市営住宅条例の一部を改正する条例について提案理由の説明を行いました。以下、全文です。

 この条例改正は、児童養護施設退所者等を対象とする市営住宅の期限付き入居について規定を設けるものです。現在、児童養護施設を退所した人などは、同居親族がいなければ市営住宅へ入居することができません。
 そこで、児童養護施設を退所した者などが単身でも入居できるよう条例を改正するものです。
 
 現在、児童養護施設を退所し就職や進学をする支援制度では、様々な施策の実施・充実が求められています。
東京都の足立区では、児童養護施設等の退所者への支援として、23区で初めて区営住宅に一時入居できる仕組みがつくられています。
 足立区では、児童養護施設等の退所者が安定した生活を確保することには、多くのハードルがあることに踏まえ、施設での共同生活から地域の中で自立生活へのステップアップをするための支援として、5年間を限度に区営住宅への入居を行っています。
 千葉市においても同様に、住宅の確保による自立支援を行うために条例の一部改正を提案しました。

 そもそも改正児童福祉法第1条には、「全て児童は、児童の権利に関する条約の精神にのっとり、適切に養育されること、その生活を保障されること、愛され、保護されること、その心身の健やかな成長及び発達並びにその自立が図られることその他の福祉を等しく保障される権利を有する。」とあり、法律に愛されるという文言が入っています。法律に「愛」という文言があるのはまれです。わが会派は、特に児童養護施設等に措置をされる子どもについては特段の支援が必要と考えています。
 そのために、児童養護施設の退所者等についてもその支援として、市営住宅への入居を求めるものです。

 子どもの最善の利益を保障するために、この提案へご賛同をお願いしまして提案理由の説明を終わります。

 この条例提案については、7月3日(月)の都市建設委員会で質疑などが行なわれます。

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