今日午後4時半ごろから、千葉市議会棟の委員会室で、今日からパブリックコメント(市民意見募集)が始まった「千葉市立病院改革プラン(案)第5期:令和4~6年度」について、千葉市病院局から聞き取りを行いました。中村きみえ市議(花見川区)とあぐい初美市議(稲毛区)が聞き取りの場を設定していただきました。
千葉市病院局から病院改革プラン(案)の概要をもとに説明があり、策定の趣旨として、「市立病院が、今後も地域において必要な医療提供体制を確保するとともに、経営の効率化を図り、持続的な病院経営を目指すための指針を示すもの」として、「病院に求められる総合力の強化と病院経営の改革に職員一丸となって取り組んで参ります」としています。
説明では、「経常収支・医業収支の推移」「第4期プランの評価」「病院事業の課題」「第5期プランの体系」「青葉病院と海浜病院の果たすべき役割」「第5期プランの具体的な取り組み」「収支目標」などについて説明がありました。
私からは、「このプランは新病院整備のことは入らないのですか」「このプランの時期に新病院の体制に向けても準備されると思う。海浜は医師が少なく整形外科の入院ができない。周辺からは整形外科の充実など求められていますがどうなんですか?」との問いに、「このプランは新病院整備とは別モノと考えています」との答えでした。
新病院整備基本計画では、高齢者医療の強化もうたわれているにもかかわらず、この期のプランにもどのような形で進めていくのかの方向性が見えません。
また、政策的医療について、不採算医療等にかかる経費は費用全体222億1,100万円のうち94億6,800万円(2020年度)で、費用全体の約43%となり、一般会計からの繰り入れは43億4,400万円(同年度)で、小児・周産期・救急・精神など政策的医療や退職手当などに充てられています。
こうした内容について公立病院の果たす役割を市民に説明していくことが必要ではないかと意見を伝えました。
パブリックコメントが始まっていますので、ぜひ意見をあげてほしいと思います。
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