佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

一般質問から、平和啓発事業の充実

 毎年、千葉市が取り組む平和啓発事業の充実について一般質問などで質問をしています。千葉市郷土博物館の4階部分にあったプラネタリウムの跡に、平和資料コーナーが整備されています。千葉市の中世から近現代の流れが、跡施設の活用でできました。平和資料コーナーは戦前戦後の流れがわかります。
 千葉市の戦災遺品の寄贈は55点あり、保管されているのは6点あります。こうした寄贈品は市内の公共施設に保管されています。市としては、「寄贈いただいた戦災資料であるので、平和資料コーナーや市・区役所での展示などで、より一層の活用を図る」とのことです。
 私の質問では、戦災遺品の常設展示を提案しました。市からは、「市役所や区役所のロビーでの常設展示についても検討し、有効活用に努める」との答弁もありました。展示にあたっては、戦災遺品の保存状態も考えて展示しなければならない課題もありますが、ぜひ有効活用していただきたいと思います。

 昨年6月議会で、私が質問し、加盟の提案をした「平和市長会議」については、加盟前は7市町であったのが、加盟後、千葉市を含めて41市町村へと増えました。10月28日の千葉県市長会で加盟を呼びかけていて、11月以降だけでも6市町が新たに加盟しています。着実に加盟が増えていることは、核兵器廃絶に向けての自治体としての大きな流れになるものだと思います。私は、「千葉市が加盟した影響は大きいものがある」と評価しました。一問一答の質問の最後に、「平和市長会議に加盟する千葉市として平和啓発事業の充実を」と求めました。
 写真は、郷土博物館・平和資料コーナーの戦前の住宅の様子。平和資料コーナーは明るいのですが、この部分については、もう少し薄暗くしたほうが雰囲気がでますね。ぜひ近くに来られた際は、千葉市郷土博物館を訪れてください。入館料は60円です。

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