佐々木ゆうきの日記〜平和とともに歩んで〜

教育問題で愛知県犬山市を視察

本日、先輩の中村きみえ議員と愛知県犬山市に、教育問題で視察に行きました。往路2時間半、現地2時間、復路2時間半という日程でした。
犬山市は人口が7万5千人、国宝「白帝城」(犬山城)があり有名な市でもあります。市議会議員の定数は22となっています。
犬山市を愛する外国出身の副議長からの挨拶がありました。視察に来られる議員のみなさんが驚くそうです。私は…意外に驚きませんでした。市民の代表として選ばれた方であるのですから。

犬山市と言えば、全国一斉学力テストに不参加(99.96%の自治体は参加)という唯一の自治体として有名ですが、犬山市の教育への考え、取り組みを見ることも大事な点です。

「犬山の子は犬山が育てる」を理念に、独自の教育改革をすすめています。
子どもの人格の完成、子どもの学力保障は当然のことですが、子ども同士の学び合い、子どもと教員の学び合い、教員同士の学び合いを。また、競い合わせるのではなく、子どもたちが一緒になってよりよい社会めざすこと、少人数学級も習熟度別学習ではないもの、学習を通し人間関係を育むという教育委員会の姿勢が、明確になっています。
教員も学校も常に学びあっており、毎月1回は授業公開日を設け、保護者や教員、地域からも参加でき、各学校の要請に応じて、大学教授を客員指導主幹として置き、学校運営や授業等の相談に乗るなど、教育委員会が積極的に支援しています。

教育委員会も学校と上下関係ではなく、学校と学び合うことによって、よりよい教育をめざす意気込みが感じられました。


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コメント一覧

sasaki_yu_ki
ぽちさん、コメントありがとうございます。教育のための市独自の施策は、必要だと私は考えます。教育の地方自治も保障されていると、犬山市の市教委の方は話していましたから。学ぶべきところは多かったです。
ぽち
教育の多様性が認められるようにならないと
。最近の日本の風潮が、極端に一方に触れすぎる危険な傾向を感じてしまうのは私だけでしょうか。犬山市の話は、ほっとしました。
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