犬山市は人口が7万5千人、国宝「白帝城」(犬山城)があり有名な市でもあります。市議会議員の定数は22となっています。
犬山市を愛する外国出身の副議長からの挨拶がありました。視察に来られる議員のみなさんが驚くそうです。私は…意外に驚きませんでした。市民の代表として選ばれた方であるのですから。
犬山市と言えば、全国一斉学力テストに不参加(99.96%の自治体は参加)という唯一の自治体として有名ですが、犬山市の教育への考え、取り組みを見ることも大事な点です。
「犬山の子は犬山が育てる」を理念に、独自の教育改革をすすめています。
子どもの人格の完成、子どもの学力保障は当然のことですが、子ども同士の学び合い、子どもと教員の学び合い、教員同士の学び合いを。また、競い合わせるのではなく、子どもたちが一緒になってよりよい社会めざすこと、少人数学級も習熟度別学習ではないもの、学習を通し人間関係を育むという教育委員会の姿勢が、明確になっています。
教員も学校も常に学びあっており、毎月1回は授業公開日を設け、保護者や教員、地域からも参加でき、各学校の要請に応じて、大学教授を客員指導主幹として置き、学校運営や授業等の相談に乗るなど、教育委員会が積極的に支援しています。
教育委員会も学校と上下関係ではなく、学校と学び合うことによって、よりよい教育をめざす意気込みが感じられました。
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ぽち
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