被爆から63年の広島の夏も暑いです。平和記念公園にて、原爆死没者慰霊式・平和祈念式が行われました。今年も新たに5千余名の死没者名簿が奉納され、これまで奉納された名簿は、25万8310名となりました。まだ遺族が見つからない御霊も残されています。全国の自治体に掲示されていますので、ご覧ください。 8時15分に平和の鐘が鳴り、黙祷。 広島の秋葉市長から『平和宣言』、一昨日の世界青年のつどいの中で報告した中身に加え、対人地雷やクラスター爆弾の禁止条約を実現させたことは、世界の都市間(おそらく平和市長会議のこと)で、信頼を築いてきたことであると。日本国憲法を政府は遵守し、地球温暖化対策の目標を示した京都議定書があるように、「ヒロシマ・ナガサキ議定書」採択を、政府として、各国政府に核兵器廃絶を働きかける役割を果たすよう求めるという新たな取り組みが提起されました。